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東京で働くバツイチ40代男性のひとり暮らし(たまにふたり)とかいろいろ。

【ひとり暮らし向け家電】ドラム式洗濯乾燥機はいいぞ メリットと選び方

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こんにちは、ひとり暮らし(独身×1)です。

2021年の夏、ドラム式洗濯乾燥機の調子が悪くなってきました。

高額な製品ですので、壊れるまで使いたい、という気持ちと、タイミングによっては割高すぎる、という現実の間で揺れ動いていました。が、狙っていた機種がモデルチェンジを控え値段が下がったので、あれこれと悩んで、購入。

この記事ではドラム式洗濯乾燥機のメリットやデメリット、購入する際に注意する点などをまとめます。ひとり暮らしの独身こそ、買うべき家電だと思います。高確率で幸せになれます(たぶん)。

ドラム式洗濯乾燥機のデメリット

・洗浄力が縦型に比べて低い(きつい泥汚れなどは予洗いが必要)

・価格が高い(安くても15万円程度から)

・フィルターの手入れが必要

・サイズが大きい(搬入経路と設置場所要確認)

・音が大きい機種もある(賃貸で壁が薄い家の人は難しいかも)

いきなりネガティブな話ですが、どんな製品も万能ではありません。

上記のポイントが気になってしまうなぁ、という人は縦型の購入をオススメします。

 

ドラム式洗濯乾燥機のメリット

時間の節約&天気に左右されない

夜に帰ってきて、「洗濯から乾燥」ボタンを押せば、翌朝には乾いているという幸福。仕事で遅く帰る日が続く時、梅雨など天気が悪くてタイミングが難しいと感じる時はないでしょうか。洗濯乾燥機であれば関係ありません。この便利さは、一度体験してしまうと、もう元には戻れません。

水道&電気代の節約(試算あり)

panasonicのサイトに縦型とドラム式の光熱費について、洗濯のみ&乾燥まで行った場合の光熱費の試算が掲載されていました。

定格(ていかく、英語: rating)とは、機器や装置、部品などについて、指定された条件における仕様、性能、使用限度などのこと。簡単に言うと、「ある同条件で洗濯した場合」、という意味です。

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ドラム式は縦型と比較して、水道使用量が半分近くになることが特徴的。

1回当たりの洗濯において、水道代が-18円、電気代は約-1円、合計で-28円/1回と言う差になるようです。

1週間に4回洗濯する、という前提で試算すると

28円×4回×4週×12ヶ月=5,376円/年。

一般的な耐用年数が7-10年ですので、仮に7年とすれば、37,632円となります。

当たり前な話ですが、乾燥機能を一切使用しないのであれば購入時の価格差(ドラム式の相場:15-25万、縦型の相場:10-15万)を埋める迄のメリットは無さそうです。

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洗濯&乾燥時はドラム式が縦型に比べて、水道使用量が1/3、電気代は1/2に。

1回当たりの洗濯&乾燥において、水道代が-31円、電気代は約-44円、合計で-75円/1回。

同じく1週間に4回洗濯する、という前提で試算すると

75円×4回×4週×12ヶ月=14,400円/年。

一般的な耐用年数が7-10年ですので、仮に7年とすれば、100,800円となります。

毎回、乾燥機能を使用する人は10万円までの価格差であれば、ドラム式を購入する方が良い、と言う結果になりました。

ここでのポイントは、「縦型での洗濯時の水道+電気代が約43円/1回で、ドラム式の洗濯&乾燥時の水道+電気代が約40円/1回と、ほぼイコールである」と言う試算結果。ドラム式は電気代がかなりかかるイメージがあったのですが、縦型の洗濯(乾燥無し)時と変わらないようです。*メーカーや機種による差はあり

panasonic.jp

衣類を優しく洗える

縦型は強く回転させ、もみ洗いで汚れを落とします。高い水流が洗浄力をもたらす代わりに、衣類への負荷も高くなってしまいます。それに対してドラム式洗濯機は、斜めにした洗濯槽を回転して衣類を落下させ、その力で汚れを落とすという仕組み。そのため、節水と衣類への負担減というメリットを得られる訳です。この説明も、panasonicのサイトがわかりやすかったです。

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panasonic.jp

タオルがフワッフワ

乾燥を使用した際の仕上がりが最高です。ホテルのタオルとまでは行きませんが、それに近いと感じるフワッフワ感が得られます。温風で乾燥させることで、タオルのパイル?が立ち上がって感触が良くなるとか。風呂上がりの幸福度が増します。

 

独身が購入時に注意するべきポイント

洗濯・脱水・乾燥容量の選び方

一人暮らしでも、洗濯容量10kg前後がオススメ。

上述したように、ドラム式は洗濯槽に衣類などをギッシリ入れてしまうと、中で落下することができず、汚れが落ちにくくなってしまいます。また、乾燥時も隙間が多い方が温風が効率的に洗濯機の中を巡るため、大型の方がふんわり仕上がるというメリットがあります。よって、自宅スペースと予算に無理がない範囲で大型の洗濯機を購入する方が幸せになれる、ということです。一人暮らしの人にオススメは洗濯容量6-7kgの機種!という案内を見かけますが、私は洗濯容量10kgを選びました。これには罠があって、洗濯容量が少ない機種だと、それに伴って乾燥容量も低くなってしまうのです。せっかく乾燥させようと思っても性能が足りない、なんてことになりかねません。ただし、大型の機種は搬入経路がシビアな場合があるので、購入前によくチェックして下さい。

乾燥方式の選び方

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ヒートポンプ、もしくはヒートリサイクル式がオススメ。

水道代が節約できるドラム式洗濯乾燥機なのに、ここを選び間違えると意味が無くなってしまいます。ヒートポンプとヒーター乾燥の2種類があります。ヒートポンプは購入時の本体価格が高い反面、ランニングコストが安いです。ヒーター乾燥は購入時が安い反面、ランニングコストが高い。ドラム式洗濯乾燥機の寿命は7-10年が目安と言われています。私が以前使っていた機種も、約9年ほど使用しました。長く使う前提の方が多いと思いますので、なるべくヒートポンプ式を選択する方が良いと思われます。衣類に優しいのもヒートポンプ式。ちなみに、ヒートリサイクルというのは日立独自のもので、ヒーター乾燥を改良したもので、ヒートポンプとヒーター乾燥の中間というか、いいとこ取りをした方式です。

洗剤の自動投入機能

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不要。

個人的な感想ですが、現状ではデメリットの方が多いです。最初は便利かもと思っていたのですが、よくよく調べると微妙です。

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機械は可動部が多くなれば故障の可能性が増える&パーツが増え、購入時のコストが上がります。お手入れの際に清掃する箇所も増えることに。毎日2-3回は洗濯します、という方なら良いかも知れませんが、独身の方は多くても2-3日に一度位でしょう。入れっぱなしにした洗剤の回転が悪いと、機械に良くはなさそうです。そもそも大した手間ではありませんし、機械で抽出されるということは、常に機械の指定通りの分量が使用されるので洗剤の消費が速くなります。(アプリで調整できる機種もある様です)使い慣れていく内に、機械は1.0杯投入しろと言っているけど、汚れ具合的に0.5杯でも行けるな、という感覚が掴めてきます。

自動お掃除機能

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不要。

エアコンと同様に、完全にメンテナンスフリーではありません。糸屑フィルターは構造が簡単で、掃除がし易いことが何よりです。自動掃除の機械が増えるために手入れが繊細になったり、本体価格が上がってしまったりと、現時点ではデメリットの方が多い印象。

ナノイー&プラズマクラスター(など)

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不要。(個人の見解です)

メーカーの方には申し訳ありませんが、気のせいレベルです。洗濯槽がカビてたら意味がありません。こうした付加機能よりも、日々の手入れをきちんと行う方が良いかと。

 

まとめ

細かな試算なども行ってみましたが、独身こそドラム式洗濯乾燥機を買うべき理由はこんな感じ。

・洗濯時、天候や時間に左右されない自由さを得ることができる

→こまめに洗濯をするようになり、より清潔になる

・光熱費としてのランニングコストに優れている

・衣類やタオルなど、布製品への負荷が少ないので、より長持ちする

初期費用は縦型よりも高くなりますが、その分、得るものは大きいかと。とは言え、私は裕福では無いので、財布の負担を少しでも軽減するために出来ることは何か、、、。それが購入する時期を間違えないこと、です。↓

 

購入のベストな時期

各メーカーにより若干異なりますが、ドラム式洗濯乾燥機は夏前、6-8月頃に購入するのがおすすめです。

・各社、8-11月にモデルチェンジが行われる

・モデルチェンジの内容は微妙な差で、基本性能はほぼ変わらない

・製品の進化というよりも、下がり続ける価格を一旦リセットするための儀式

別記事で触れますが、私が購入したモデルは新発売時に25万円程度でしたが、購入時は15万円前後でした。なんという価格差。

 

と言うわけで、私は昨年の6月にモデル末期の製品を購入しました。

続く。

 

Panasonicの洗濯機のサイトは情報が豊富でわかりやすいのでオススメ

*本記事はあくまで、試算です。参考の一つとしてご覧ください