Anou

東京で働くバツイチ40代男性のひとり暮らし(たまにふたり)とかいろいろ。

【2121年 Futures In-Sight展】を訪れる vol.5

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「2121年 Futures In-Sight」展へ行ってきました。この記事は5つ目です。

(今日も写真多めでお届けします)

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出口近くにあったこの作品は、いろんな意味で声が出そうでした。

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携帯電話、音楽記録媒体、コンパクトカメラと言う3つの製品ジャンルが「モノリス」として展示されています。

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ガラスケースは高さが100年に置き換えられ、下が過去、上が現代という構成。

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ひとつ目は「携帯電話」。個人的にはパカパカのガラケーも入れて欲しかった。ちょっと話はそれますが、最近UPされたコチラの動画もエモかったです。

youtu.be

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ふたつ目の「音楽記録媒体」

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ガラスケース(モノリス)の高さが100年を置き換える、という説明はこれをみて納得できた気がします。100年前はレコードだったのか。

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CDは1990年位からかな、と思っていましたが結構前からあったのですね。

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自分で編集したMDを友達と交換したなぁ、、、(遠い目

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レコード→→→→カセット→CD→MD→iPodiPhoneという音楽記録媒体の流れがひと目でわかる作品。各メディアが扱う音楽(データ)量を考えると、ものすごい進歩。

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3つ目のモノリスは、コンパクトカメラ。

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こちらの最下段はもちろん、フィルムカメラ

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そしてかなり間が空いて、使い捨てフィルムカメラへ。こうして俯瞰すると、この100年は半分以上、フィルムの時代だったのですね。

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1995年に登場したCASIOのQV-10、民生機として初めて発売されたコンパクトデジタルカメラ。コレクション目的として購入した中古が、家のどこかにあったような、、、。

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3つのモノリス全てで、最上段がiPhoneになっていました。欧米メーカーが始めた各媒体が日本企業に席巻され、最終的にはAppleというメーカーがポケットに入るサイズのモノリスに集約していく、という構成。歴史は集約と分散を繰り返す、という側面がありますので、これら3媒体も今後100年でどうなるかは誰にもわからない、のかもしれません。

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会場の最後にあった「音」による作品。これは是非、中に入って4-5分は体験してほしい。鑑賞後に、タイトルを見て「あぁ、なるほど。」となりました。オススメ。

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予想していた以上に、さまざまな分野の人が作品を提供しており、バリエーション豊かな展示。一つひとつの作品が良い意味で深過ぎず、ライトに鑑賞することが可能でした。読んだことのない、各ジャンルで人気な短編作品をテンポ良く味わえた気持ち。(中にはよくわからないものもありましたが)この美術展のアーカイブを、100年後の人が観たら、どのように感じるのでしょうね。

www.2121designsight.jp

 

振り返れば、このエントリのシリーズは5回も続きました。ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。この記事からご覧頂いた方は、これまでの記事もよろしかったら、どうぞ。

 

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camera:sony α7Ⅳ

lens:sony SEL35F14GM