ふと思い立って、京都旅行へ行ってきました。(その8)
新京極付近を散策した後は、鴨川を渡って祇園の北側でブラタモリの聖地巡礼へ。
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鴨川等間隔
川近くに1列、川床近くに1列と、両側に座る人が居ました。若いっていいなぁ。この日は高密度なのでしょうか。 見下ろしながら見下されています。(岡崎体育さんの名曲より)
出雲の阿国
鴨川沿い、四条大橋東詰北側にある「出雲の阿国」像。
2003年「歌舞伎発祥400年」記念として、京都洛中ライオンズクラブにより立てられたそうです。
阿国は慶長8年(1603年)、四条河原で先鋭的な伊達男風の扮装で「かぶきをどり」を披露し、関ヶ原合戦後のすさんだ世に都人を驚かせ絶大な喝采を浴びました。歌舞伎の元祖といわれている阿国の出生は不詳ですが、出雲大社の巫女で一座を率いて勧進のため入洛、北野天満宮の定舞台で名声を得て各地を巡業しその人気が広まりました。江戸時代に入り、風紀を乱すと女歌舞伎禁止令が出て、男が女形を演じるようになり今日の歌舞伎に発展しました。(京の先斗町会より)
松竹南座
2018年に改装されたばかり、新しい。
東銀座の歌舞伎座も美しくて、いつか行ってみたいと思っているのですが、なんだか敷居が高い(料金も)ですよね。と思ってWEBを見ていると「初夏の舞台体験ツアー」と言うイベントが開催されているようです。時期が合えば、行ってみたかった!(6/19までのようです、気になる方は是非。)
祇園北側のギザギザ
こちらはブラタモリで紹介されていたエリア。
八坂神社側から発展した街づくりと、新たに鴨川付近を埋め立てて生まれた街づくりの区割りが異なる軸を持っていたため、結節点でこうした不自然な土地の区割りが残ってしまった。と言うお話だったかと。
一口に祇園と言っても、四条通りを挟んで南側は歴史的建造物が保護されています。ところが、こちらの北側はいわゆる「現代の夜の街(昭和)」と言う街並み。景観の保全の大切さと難しさを窺い知ることができました。
祇園の街並み
周囲の環境に配慮されたLAWSON。茶色いマクドナルドや、モノクロのTimesなどが有名ですが、ここまでモノトーンのLAWSONは初めて見ました。
四条通りまで戻ってきました。よーじや祇園本店脇、とても細い路地の奥にある喫茶店。こちらもいつか行ってみたい。
ぎおん石の祇園店
四条通りを八坂神社方面に歩いていると、異彩を放つ建築物がありました。
天然石・化石・輝石の販売を行う会社だそうで、祇園と銀座に2店舗あるようです。
1969年築
設計:三澤博章 氏
彫刻:野崎一良 氏
船をイメージして作られたビルだそうです。
1Fはショールーム、2Fには喫茶室があり、石造りの美しい内装となっているようです、ぜひ行ってみたい。
そういえば、どこかで見たことがあるような、、、と思いを巡らすと、ル・コルビジェによるロンシャンの礼拝堂でした。なんかちょっと似てる。
camera:sony α7Ⅳ
lens:sony SEL35F14GM