2021年9月に訪れました。
sanaaによるすみだ北斎美術館。2016年建設、比較的新しい美術館。
駅付近は商業ビルやホテルが立ち並ぶ両国駅。そこから少し歩いて住宅街に差し掛かる頃、公園の奥に現れるのがすみだ北斎美術館です。
- 訪れる人が気軽に立ち寄ることができる、公園や地域と一体となった美術館です。大きな1棟ではなく、スリッ トによりゆるやかに分割された外観とすることで、周辺の下町市街地のスケールとの調和を図っています。
建物全体をゆるやかに分割するスリットは、地上階部分ではアプローチの空間となっており、外部通路で結ばれています。建物全体に「裏」をつくらず、周辺地域のどこからでもアクセスすることができます。 - 浮世絵作品の保存展示を考慮し、建物全体として閉じながらも、スリット部分からは館内の様子が伺え、地域の人々にとってすみだ北斎美術館が身近に感じられるものとなります。また、館内からも公園や周辺地域を眺めることができ、最上階からは東京スカイツリー®といった墨田の特色を眺めることができます。
- 建物外壁は、淡い鏡面のアルミパネルを使用しています。建物外壁にやわらかく下町の風景が映り込み、周辺地域の風景に溶け込みます。また、ゆるやかに変化するヴォリュー ム は風景の映り込みをゆるやかに変化させ、見る角度によって表情の変化する外観となります。
(画像と文:公式サイトより)
収蔵作品の性質上、外光を遮断する必要からこうした外観になったそうです。
遠景は異様な印象がありますが、建物に近づくと、各所のスリットが周辺の風景を程よく取り込んでいることがわかります。
コロナ対策のため、図書室は閉館中でした。
ミュージアムショップは営業中。
常設展も充実していました、等身大?のリアル北斎人形は驚きました、、、
幅広い年代層の方が来館されていました。目の前の開けた公園もあり、地元に根付いた美術館であることが伺えました。この近くで育った子供が将来、建築家を目指すようなことがあれば素晴らしいですね。
camera:sony α7c
lens:sony SEL35F14GM
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