2021年9月に訪れました。
YOASOBIは音楽と文学を効果的に結びつけ、かつ独創性高いMVで幅広い世代から人気を獲得したグループ。人気の土台は才能溢れるAyase氏のメロディーセンスであることは疑いようがありませんが、なんとも、すごい若手アーティストが現れたものてす。昨年は初の武道館ライブや情熱大陸出演、紅白と非常に目まぐるしい活躍でしたね。
本展も予約が瞬殺で諦めていたのですが、当日キャンセル?分があるということで、30分程待って入場。
2021年9月@銀座
Sony Park展 「⑤半導体は、SFだ。」 with YOASOBI
展示はインタラクティブな仕掛けも多数あり、ただ見て回るだけの内容ではありませんでした。双方向性を強く意識しているのはアーティスト側の要望なのか設営スタッフの想いなのか、これまでとは違う見せ方をしようとする熱意を感ずる展示でした。
大量のポスターにプロジェクションマッピングの仕掛け。印刷物は消え行く運命なのでしょうが、アイデア次第で面白いアプローチはありますね。
こちらでは1曲の演奏につき2名にライトが貸し出され、好きなところに照明を当てて観覧するスタイル。さすがsonyさん、、、、。
展示の最後には、YOASOBIからのメッセージが届きます。名前がアレなのはエヴァオタクだからです。
地下では、sony60周年企画、ONE DAY,2050 が開催されていました。
sonyのデザイナーとSF作家によるコラボで、2050年の東京を描く、というテーマ。
各所にsonyが今後実現させたいであろう製品やサービスがうっすらと感じられますが、お仕着せがましい感じは一切ありません。何という、自由でおおらかな企画でしょうか。企業のファンを増やす、という主旨で開催されたのだと思われます。こんな企業で働きたい。
こちらはライフシミュレーター?
若干スピリチュアル的な何かを感じなくもないですが、素直に楽しかったです。
こうした自由で可能性の幅広さを持った展示作品に接すると、今後、メーカーは消費者にとってどのような存在になっていくべきなのか、という漠然とした疑問が頭をもたげてきます。
意識の高いエリアで若干疲れたので、ちょっと休憩。日比谷ミッドタウン1FのBuvetteでチョコレートムースを頂きます。バッキバキに甘くて美味しい。
宇多田ヒカル、岡崎体育に続いて3回目のsonyparkでした。(King Gnuの企画展も見たかった…)銀座の一等地にある自社ビルの建て替えという機会を、ここまでプロモーションに活用した事例はあったでしょうか。予算もさることながら、中の人たちの熱意、sonyという企業の大らかさを感じた1日でした。
camera:sony α7c
lens:sony SEL35F14GM