今年の運を全て使い果たした気がします。2018年以来、約6年ぶりの開催。宇多田ヒカルの歌声を生で聴くことができました。
初めて訪れたKアリーナ。
OPEN当時は観客の入退場でネガティブな話題が出ていた気がしますが、特に大きな問題は感じませんでした。横浜駅から15-20分くらい歩きます。
施設は最新だけあって、とても綺麗。上階の外周部にBARがあるなど、ライブ後の余韻を横浜の夜景と共に楽しめることができるようです。
LIVEはとても素晴らしかったの一言です。聞きたかったあの曲もこの曲も聴けたし、そんな曲もやってくれるんですか!というセレクトもあって涙が出ました。
節目となるベストアルバムを発売したことや、25周年ということもあってか、宇多田さんの総括的なコメントが印象的でした。特に印象的だった箇所は、公式サイトにも掲載されていたので、一部を引用します。↓
「25年もあれば、いろんなことみんなあったと思うけど、楽しかったこともよかったことも嫌だったことも、全部一歩ずつ同じくらい自分をここに連れてきてくれたと思ったら、悪くないないいじゃんって思えるようになって。生きてると望んだものが必ずしも自分とっていい事だとは限らないし、望まなかったことがすごく自分を成長させてくれたり、何かを失ったりしても…失ったてことは与えられてたんだなって気づかされたり、失ったものはずっと心の一部になるって知ったり、与えられなかったものも、自分をすごく豊かにしてくれたなってこともわかったし、与えることも喜びとか満たされる気持ちも分かったし。すごく私はいい25年だったなと思うから、みんなもそうだといいなと思うし、これからの25年もいい時間になるといいなと思う。とりあえず今は最高ってことで。みんな、おめでとう!」
*HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024 より引用
live.hikaruutada-tour-official.com
伝わりやすい言葉、共感されやすい観点でありながら、彼女のバックグラウンドや思慮の深さが感じられる話でした。リアルで聞いた時は本当に胸の奥を掴まれるような印象。宇多田さんの本棚は、どんな本が並んでいるんでしょうか。
ライブ後の興奮を反芻できるようなサイトをいくつか見つけたので、リンクを貼っておきます。ご興味のある方はどうぞ。
7e99857412a2b56b24c8876555baa995.cdnext.stream.ne.jp
振り返れば、前回のHikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018は6年前でした。今回のライブは宇多田さんの「以前より楽しめるようになった!」という喜ばしいコメントがあったので、6年と言わず、3-4年くらいでまた、開催していただけないものかなと思いつつ、ライブblu-rayでも見よう。
ライブの翌日、スマホアプリのトップにUPされていた画像↑。
まだ9月ですが、宇多田さんのライブに行けたので、今年は良い年になりました。