Anou

東京で働く40代男性のひとりごと。

【美術展レビュー】sakamotocommon@Ginza Sony Park vol.2

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坂本龍一氏の残した偉大で膨大な作品群。それらを後世のクリエイターに共有、新たな創作の糸口とすることを目指して始められた「sakamotocommon」と言うプロジェクト。その展示が銀座のsony park で催されていたので、観てきました。その2。

-目次-

 

 

Ryuichi Sakamoto's "Opera Piano" designed for "LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999"

 

エレベータを降りると、すでに始まっているコンサートの会場に足を踏み入れたような感覚に。フロアの中央に、自動で演奏されるピアノ。自動演奏には良いイメージがなかったのですが、この日、根底から覆されました。坂本氏本人の演奏が、とても高精度に再演されている印象。

 

 

 

 

奥側の壁面には坂本氏のコンサートなどでの写真がスライドショーで映されています。自動演奏されるピアノ越しに観ていると、本当に坂本氏が亡くなってしまったんだな、と改めて感じてしまいました。

 

 

演奏は4-5秒の間隔を置いて、5曲が順番に開始されます。係の人?が曲の合間で「どうぞ、ピアノの近くでもご覧いただけます」と誘導してくれます。電子シャッターに切り替えて、鑑賞する方の邪魔にならないように撮影させていただきます。

 

 

エヴァンゲリオンQのポスターを思い出します。えっ?Qの上映は2012年ですって、、、?!(錯乱)

 

 

後ろ髪を引かれつつ、EVで3Fに降ります。

 

 

 

 

Ryuichi Sakamoto Field Recordings &『12』 by 360 Reality Audio +Sakamoto Library Extension

 

3Fは本の背表紙をフレームに入らないように撮影してください、というお知らせがあったので写真は少なめ。とんでもない良い音を聞きながら、坂本図書の本たちを読むことができます。贅沢。

 

 

 

 

振り返り

本展はクラウドファンディングへの参加として、入場チケットを購入する形態でした。ただ、現地では普通に入場券を買う形も用意されておりました。初見の人には優しい一方、事前に調べて準備していた人にしてみれば、クラファンの手数料等で700円ほどプラスアルファのお支払い。「それ、早く言ってよ」状態だったことは胸にしまっておきます。

期間自体は短かったですが、非常に素晴らしい展示内容でした。入場券ではなく、入場権的なものであったため、期間中に何度訪れてもOK!と言うのはありがたい制度でした。次は現代美術館へ行かねば。

 

camera:sony α7c2

lens:sony FE24-70mm f2.8 GM

 

 

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