Anou

東京で働くバツイチ40代男性のひとり暮らし(たまにふたり)とかいろいろ。

【感想(ネタバレあり)】進撃の巨人 The Final Season(前編)

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先週(2022年3月3日)の話ではありますが、進撃の巨人 The Final Seasonの前編が放送されました。ものすごい密度。1時間があっという間のような、2時間ものの映画を見たような満足感があるような、とんでもない大作でした。という思い出をつらつらと。特に考察も新しい話もありません。(注:ただただ「面白かった」というだけのお話です)

*画像は公式サイトより

-目次-

 

 

 

特別番組〜ファイナル詐欺(?)

youtu.be

「ファイナル詐欺」とは、youtubeで見た特別番組動画で、声優さんが仰っていたパワーワード。わかる。「ファイナルシーズン」「完結編」と来て「前編?」という。

昨今は声優さんが和気藹々と語らう特別番組が増えましたね。ありがたい。本編を視聴後に見る方が良かったかもしれません。内容というか、完結編の前編を見終わった後の疲労感、満足感。そして少し感じてしまう虚無感を紛らわしてくれる気がします。

コロナ禍の影響で、エレン(梶裕貴)さんだけが別収録だったそうで、これは知りませんでした。本編のようにミカサやエレンと離れ離れの中でアテレコを行ったと言うのは、なんだか意味が多そう。そして前編の収録は1日で行ったんですね、とんでもない(すごい)。

ミカサ役の声優さんは第一期の時点ではアルバイトをされてたんですね、知りませんでした。最近は閃光のハサウェイなど有名作品に多く出演される人気声優さんですが、デビュー時から凄みのある演技でした、すごいなぁ。

 

 

 

 

たっぷり1hの本編

*画像は公式snsより

 

事前情報があまり無い中で見たので、「あれ?いつの間にかThe Final Season の前編?!ってことになってる?!」という衝撃。ってことはどこまでやるんだろう、区切りの良さ的にハンジさんの特攻シーンかな、、、という気持ちで見始めました。

shingeki.tv

話数のカウントがこれまでのタイトルとは異なっていたので、そこだけ「?」となりました。が、本編が始まってすぐに世界観に引き込まれることに。いや、、、やはり進撃のクオリティはすごい。mappaさんは呪術廻戦にチェンソーマンに、超大作ばかり。一体全体、どのように短いスパンで作品を生み出し続けているのか。と思うファンが多いだろうことを予想してました!と言わんばかりの番組がNHKで放送されました。制作さんのストレスを思うと、直視できないような内容であり、次世代のアニメーターが苦悩しつつも進化していく様子を見ることができる、面白いドキュメンタリーでした。

www.nhk.jp

 

 

 

 

 

より原作に歩み寄った完結編

荒木監督による第1&2期は「アニメとしての進撃」の表現に重きを置いていたように感じました。「美しい美術表現と独特の音楽による世界観」や、「漫画を読んでいた人の想像を超えるような立体機動の躍動」に繋がったという成功をもたらしたのでは。

そして第3&4期は終盤に近づくにつれて、どんどん原作漫画のテイストに寄せている印象。ただし、画的にはそうですが、話の進行はブラッシュアップされており(原作者の希望であったとも)、ただのコピーでは全く無いところが素晴らしい。

3期で制作会社が移る際は大変だったようですが、シリーズを通して見てみると、結果的に途中で大きな変化がもたらされたことがクオリティにプラスになったような気がします。

 

 

 

 

進撃の主題歌にハズレなし

OPは音楽なしで始まったので、うーん残念と思っていたのですが、エンディングに流れた新曲で震えました。高密度な映像美を締めくくるのにふさわしい楽曲。上記の特別番組で「今回のUNDER THE TREEは、ミカサの曲です」と言うSiMのMAHさんのコメントには驚きました。歌詞、も一回見ます。ありがたやありがたや、、、。

 

open.spotify.com

進撃の楽曲は本当にハズレがないですねぇ、、、。今月はずっとSpotifyで進撃のプレイリストに浸っていたいと思います。と言うか、最近のSpotifyはニュースをうまく取り入れつつプレイリストを展開しているので、全く契約を止められる気がしません。こういうリコメンドまとめって、一昔前は素晴らしい店員さんがいるレコードショップに行かないと出来なかった体験でした。今の若い人が羨ましい。

 

 

 

 

*画像は公式サイトより
今年の秋に放送予定の後編も楽しみです。楽しみなんですが、そうか、ついに終わってしまうのか、、、。