Anou

東京で働く40代男性のひとりごと。

【z6Ⅲ発表予告】お待たせしすぎたかもしれません、な新製品

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ついに、nikon公式から「z6Ⅲの発売について」の予告が出ました。この日を待ち続けました。待ち続け過ぎて、耐え切れずにsonyへマウント変更してしまったんですが。z6→z6Ⅱを購入して使用していた身としては、気になり過ぎる新製品。これまでのZ6シリーズ、及びZマウント製品を軽く振り返りつつ、z6Ⅲの価格と新機能を予想します。
*画像は公式サイトより

 

-目次-

 

 

 

Z6シリーズの発売スケジュール

 Z6:2018年11月23日 発売

 Z6Ⅱ:2020年11月 6日 発売

 Z6Ⅲ:2024年6月17日 発表(〜発売は7?8月以降?)

初代から2世代目が2年でリニューアルされたことを考えると、3世代目の発売までは倍の4年が経過したというのは、色々と考えさせられるものがあります。個人的にはz6Ⅱの性能に満足できず、α7m4に乗り換えたのが2021年。z6Ⅱも非常に優れた機種だったのですが、sonyの高性能化したモデルには1-2歩、遅れていた印象でした。

 

 

 

2021年以降に発売したZマウントのスケジュール

 2021年 7月23日 Zfc 発売

 2021年12月24日 Z9 発売

 2023年 5月26日 Z8 発売

 2023年10月27日 ZF 発売

コロナ禍の影響もあり、2020-2022頃は多数のメーカーが材料調達や物流面で大きな課題を抱えていたのだと思います。そんな中、売れ行きが今一つだった(失礼)Zマウントにおいて、2021年発売のZ9が起死回生の一手となります。スペック情報が発表された時は、「nikonにこんな夢のように高性能なカメラが出せるのか、、、」と、隔世の感を覚えるほどの衝撃。発売後は品切れ続出。フリマサイトでは新品を上回る高価格での売買が行われる異常事態。2018~2020年頃は経営が危ない印象のnikonでしたが、Z9、Z8という大ヒットの連続で、今や高価格帯&高利益製品を手堅く販売する会社へと進化しています。

 

Z9というフラッグシップモデルが加速度的に販売数を伸ばしたことにより、Zマウント全体への信頼感も向上しました。クラシカル系の「zf」も大ヒット。副作用なのか、zfcやz50という古めの現行機種もジリジリ販売数を伸ばしているようです。ニコ爺と呼ばれる上の世代のみならず、若い世代の購入が進んでいる点は安心ですね。現在のnikonは、明らかに好循環のサイクルの真っただ中、という印象。そんな中で満を持して発売されるz6Ⅲ。期待するなと言われる方が無理でしょう。

 
 
 

2024年6月11日現在、Zマウント機の価格(ニコンダイレクトより)

 z9 772,000円(税込)

 z8 599,500円(税込)

 z7Ⅱ 429,000円(税込)

 z6Ⅱレンズキット 363,000円(税込)

 zf レンズキット 331,100円(税込)

 zf 299,200円(税込)

 z6Ⅱ 287,100円(税込)

価格のヒエラルキーから想像するに、「Z6Ⅱ&zfよりは高額、Z8よりは低額」という設定は間違いないと思います。カギになるのがz7Ⅱの存在です。z6Ⅲの性能次第では、z7シリーズは存在意義が怪しくなります。終売なのか、それとも続投なのか。悩ましいところですが、私は「z7シリーズは今後も続く」と思っています。nikon的には相当に練られた機種ヒエラルキーを組んでおり、目先の販売台数で揺らぐような安易な計画ではない、という予想からです。(そうであってほしい)

そうした前提に立つと、「Z6Ⅱ&zfよりは高額、Z8よりは低額、ただしz7Ⅱとは近しい」という価格設定になります。ということで、私の価格予想はこちら↓の2方向。

 

 

★Z6Ⅲの価格予想1:希望的観測

 z9 772,000円(税込)

 z8 599,500円(税込)

 z6Ⅲレンズキット 474,900円(税込)

 z7Ⅱ 429,000円(税込)

 z6Ⅲ 399,000円(税込)

 z6Ⅱレンズキット 363,000円(税込)

 zf レンズキット 331,100円(税込)

 zf 299,200円(税込)

 z6Ⅱ 287,100円(税込)

z6Ⅱとの価格差が10万円を大きく超えてしまうと、同機種の乗り換え需要を満たすことが出来無いと思われるので、希望的観測に基づく価格予想です。z8やz9ほどではないにしろ、ある程度の「数」を売りたいとnikonが考えているなら、この位の価格になるでしょうか。

 

 

Z6Ⅲの価格予想2:為替の変動込み+nikonの利益率強め

 z9 772,000円(税込)

 z8 599,500円(税込)

 z6Ⅲレンズキット 514,900円(税込)

 z6Ⅲ 439,000円(税込)

 z7Ⅱ 429,000円(税込)

 z6Ⅱレンズキット 363,000円(税込)

 zf レンズキット 331,100円(税込)

 zf 299,200円(税込)

 z6Ⅱ 287,100円(税込)

もし、nikonがフルサイズラインナップにおけるz6のポジションを「ワンランク上げたい」と考えているならば、予想2のような価格になるかもしれません。z6Ⅱから15万円も上がるだろうか?という疑問はぬぐい切れませんが、会社自体としては「高価格&高利益製品で適正な販売」を標榜しています。 数ではなく利益重視だと、あり得る価格設定だと思います。うーん。そして、この場合はz6Ⅱは併売が続くのでしょう。(sonyがα7m4とα7m3を併売しているイメージ。)でも、これだと私の様なアマチュア層は手が出せない危険性が高く、悲しい。 この場合は、z5シリーズが、私のような庶民の手が届くフルサイズのポジションになるのかも?

ちなみに、z6Ⅱが発売された2020年は1ドル=110円(おおよそ)、当時のZ6Ⅱは29万円弱=2,545ドル。そして、2024年現在は1ドル=150円を超えています。現在のドル円相場に換算すると、2,545ドル=381,818円。

為替だけではなく、原材料費や人件費など、価格決定には様々な要素が絡むので、単純に言い切れるものではありません。しかし、こうして計算してみると、改めて円安のデメリットを痛感せずにはいられません。結論、1ドル=150円(実際はもう少し上)の世界において、機能が追加された新しいz6Ⅲが38万円を下回る、ということは、、、かなり難しい想像だと思います。とは言え、競合製品になるであろう、sony α7m4は34万円程なので、nikonの中の人は難しい判断を迫られているんではないでしょうか。

 

 

 

 

ティザームービー(READY TO PERFORM?)から読み解くz6Ⅲの新機能(予想)

→ファインダー及び背面液晶の高性能化(高精細化)?

 

→AF性能の向上、軽量な本体重量?

 

→カメラ内LUT適用が可能?

 

→「準備は完了した」、「パフォーマンスの準備はできている」という意味(AI翻訳)

 

映像自体はなんというか、ちょっとダサイ印象で、残念。さておき、内容を読み解くと、機能的な期待感が膨らみます。こまかな機能予想は他のサイトがたくさん考察されているので、そちらにお任せします(爆)。

ちなみに、私はnikon製カメラの最も優れたポイントは「撮影時の官能性」だと思っています。「撮っていて気持ち良い、楽しい!」というやつですね。今、私はsony製カメラを日常的に使用していますが、「官能性」についてはnikonの方が1歩も2歩も進んだところにあると感じています。新製品となるz6Ⅲでは、機能だけでなく、nikonの強みであるた「官能性」も盛り込んでくれると嬉しいです。

 

 

 

 

まとめ

今回のz6Ⅲの価格設定におけるポイントは大きく2つ。

nikonがz6Ⅲの販売計画をどのように描くのか=誰に、どの程度売りたいのか」という点と、「為替の影響をどこまで組み込むのか=経営を優先するのか、ニコンユーザーの数を守るのか」という点になると予想します。

なんだか価格の話が多くなってしまいましたが、みなさんはどんな機能を積んでくると予想するでしょうか。そして、おいくら位だと予想されるでしょうか?もし30万円台前半の設定になったとしたら、相当に魅力的な機種となってしまうので、それは悩んでしまいそうですね、、、(何を?)。いずれにせよ、答え合わせは来週月曜の夜21時。日本だと遅めの時間帯ですが、ヨーロッパだとパリが14時、ロンドンが13時、アメリカはニューヨークが朝8時、ロサンゼルスが朝5時。欧州が主戦場なんでしょうか。答え合わせが楽しみです。(いやいや、買わない、買わないですよ、、、。)