Anou

東京で働く40代男性のひとりごと。

【美術展レビュー】東京都現代美術館「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」後編

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東京・江東区東京都現代美術館で開催中の「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」を観てきました。昨年12月のsakamotocommon@Ginza Sony Park に続いて、坂本龍一ファンとしては眼福の機会が多くて嬉しい。後編です。

-目次-

 

 

 

5. 坂本龍一 アーカイブから

 

 

 

6. 坂本龍一×岩井俊雄〈Music Plays Images X Images Play Music〉1996–1997/2024

 

Ginza Sony Park でも展示されていた、坂本氏のデータを用いた仮想の演奏風景が本展にもありました。こちらは映像を重ねて鑑賞する内容だったので、本当に坂本氏による演奏が行われているかのような雰囲気が感じられます。

 

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カフェ&ラウンジ「二階のサンドイッチ」

 

屋外の作品を鑑賞する前に、腹ごしらえを。地下のレストランは激混みだったので、2階にあるカフェにやってきました。

 

 

サンドイッチ一つあたり600〜800円程度、コーヒーは500〜600円ほど。お値段はやや高めの設定です。その分、味はとても美味しかったです!

 

 

 

 

7. 坂本龍一中谷芙二子+高谷史郎〈LIFE−WELL TOKYO〉

 

屋外・サンクン・ガーデンでのは「霧の彫刻」が展示されています。一番の映えスポットだったのかも知れません。30分に一回の開催、人数制限があるようでした。

 

 

辺り一面、霧。隣にいる人すら見えないような濃度になります。

 

 

天気の良い日で、なおかつ、午後の日の光が入る時間帯の方がドラマチックに体験できるかも知れません。霧の時間が終わって、ふと上を見ると、子供が不思議そうに見下ろしていました。

 

 

 

 

8. センシング・ストリームズ 2024―不可視、不可聴(MOT version) 坂本龍一真鍋大度 2024

 

屋外には2作品がありました。こちらはライゾマの真鍋さんによる作品。

 

 

 

 

9. 最後に+最初の作品について

 

物販では、教授が好きだったお茶やおやつなどが特別仕様で販売されていました。最近、こういう食物関連の販売物が多いですね。私はポストカードを数点買いました。

 

 

ちなみに、入場して一番最初に展示されている「坂本龍一+高谷史郎《TIME TIME》2024 (新作)」という作品について。これはスルーして良いかも知れません。この作品は上映時間が何分であるか明示されておらず、かつ、ループするような構造になっており、どこから観て、どこで観終われば良いのか分からないと言う印象でした。導線的にも、作品を正面に見て右に曲がると袋小路になってしまいます。左が先に進むルートなのですが、大量のお客さんに鑑賞してもらうことが前提となっていない導線計画のため、初見の人はおそらく、混乱します。お気をつけください。

 

 

まもなく、坂本氏の3回忌を迎える時期になります。ginza sony park や今回の現代美術館での展示を通して、改めて、氏が亡くなってしまったことを実感します。久しぶりに坂本氏のCDを出して聴こうかな、と思う1日でした。

 

camera:sony α7c2

lens:sony FE24-70mm f2.8 GM

 

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