前川國男邸、大川邸、小出邸の3ヶ所を見たところで1時間以上経っていました。
陽が傾いて来たので、デ・ラランデ邸の武蔵野茶房で一休み。この日訪れた4つ目&ラストの建物です。
一連の過去記事です。↓
(今回の記事でこのシリーズのラスト)
近代ドラマにそのまま出てきそうな、和洋折衷の歴史を感ずる建築物。国分寺と田無にも店舗がある武蔵野茶房。
名称デ・ラランデ邸(で・ららんでてい)
建築年代:1910年(明治43)頃
所在地:新宿区信濃町
解説:
この住宅は、元は平屋建ての洋館でしたが、1910年(明治43)年ころ、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデにより3階建てとして大規模に増築されました。その後、何回か所有者が変わりましたが、1956年(昭和31)から、三島海雲氏がこの住宅に住んでいました。1999年(平成11)まで新宿区信濃町に建っていました。(公式サイトより)
閉園が近かったこともあってか、店内のお客さんは半分程の入り具合。
美味しそうなメニューばかり。
パンケーキを頼もうかな、と思っていましたが3月までの期間限定とのことで、アップルパイを頂きます。
とても美味しかったです、ご馳走様でした。
ここはリビングだったところでしょうか。大きな暖炉が。
随所に手の込んだ装飾がされており、見ていて飽きることのない建築でした。
こちらは修繕中だった写真場。(3月以降は見られるらしい)
予想を遥かに超える素晴らしい施設でした。ごはん屋さんもあるので、1日中、居られそう。撮りがいのある所が多いので、家にカメラが眠っている方は是非、おススメです。コロナによる休園期間が早く終わることを祈るばかり。
この記事をここまで読んで下さった方、このシリーズを4回分読んで下さった方も、お付き合い頂きありがとうございました。少しずつ、読んで下さる方が増えつつあって、とても励みになっています。明日からは、明治神宮前駅辺りをぶらぶらした記事をUPしようと思いますので、よろしければそちらもどうぞ。
camera:α7Ⅳ
lens:SEL35F14GM