「2121年 Futures In-Sight」展へ行ってきました。この記事は3つ目です。
「問い」と「インサイト (視座・洞察)」
参加作家が「Future Compass」から選んだ「言葉」、導き出した「問い」と、各々が自身の専門領域や生活哲学に基づきながら形にした「インサイト(視座・洞察)」を展示します。
(公式サイトより)
アーティストや企業代表、数学者やお坊さんなど、幅広いジャンルの人が集まっていながら、きちんと一つの展示として成立していることがすごい。
訪れたのは土曜でしたが、場内は混雑しすぎず、見やすい程度のお客さんの入り具合でした。そんな中で一ヶ所、行列がありました。
PARTY「バックキャストします」
2人まで一緒に楽しむことができる作品でした。内容は実際に見てのお楽しみ。少し並ぶかも知れませんが、訪れた人は是非、体験してほしいです。
こちらは言わずと知れた、全世界で有名なSFの傑作がずらり。古典というか、もはやSFの聖書か。
SFが2世紀の頃からあった物語の種類だとは知りませんでした。
壁面グラフィック(文字のみ)の中で、特に印象に残ったのがこちらの作品。
松本紹圭「未来世代のためによき祖先になるには」
メディアはコロナや戦争の話ですぐに「不確実性の時代」「今は怖い」と恐怖感を煽りがちですが、「昔だって大変だったよな。」と思います。私のそんなモヤモヤを、すらすらと言葉にされたようで、見入ってしまいました。オチこそ仏教僧のそれでしたが、やはりこうした人はお話がとても上手いな、と。短い中に意味がぎっしり詰まっています。
書籍やnoteも出されている著名な方なのですね。
この日の写真を整理しているのですが、あと2回位、この記事のシリーズが続きそうです。
次の記事はコチラ↓
前の記事はコチラ↓
camera:sony α7Ⅳ
lens:sony SEL35F14GM