日本橋の高島屋で開催されている「メゾン・エ・オブジェ・パリ展」へ行ってきました。
会場は高島屋の「本館」。1933年築、現役のデパートでありながら、国の重要文化財でもあります。こちらの↓サイトでは、WEB上で本建物の歴史を学ぶことができます。面白いのでオススメ。
荘厳。
「メゾン・エ・オブジェ」は毎年、パリで開催されています。「世界のインテリアデザインのトレンドを牽引する」国際展示会。展示される物は家具のみならず、内装材や小物など幅広く、空間や立体デザイナーの若手からベテランまでの作品が一堂に会するイベント。実際の展示会場は、8つのホールから構成されていて、小売&流通関係者向けの「OBJET」と、装飾のスタイル別に分けられた空間デザイナーやインテリアデザイナー、建築家のための「MAISON」に分けられています。
縮小版とは言え、日本で見られるとは、、、!
入り口すぐに展示されているのはコチラ。
作品名: TOKYO(トウキョウ シェーズロング)
発表時期:1940 年
デザイナー: Charlotte Perriand(シャルロット・ペリアン)
ブランド: Cassina(カッシーナ)
一瞬、カッシーナのショールームかと思いました。
こちらで展示されている作品は、基本的に購入できるようです。さすが百貨店、おおぅ…
背景には、コルビジェのタペストリー。すごい。これは初めて見ました。
美術館ではなく、なぜ高島屋?と不思議でしたが、由緒正しい歴史があったのですね。(失礼しました)現代では先行きの不透明な百貨店業界ですが、昔はとんでもない大人気スポットだったことが伺えます。
展示会場は大きく3つのスペースに分かれています。
1. DESIGNER OF THE YEAR
2. WHAT'S NEW?
3. RISING TALENT AWARDS
この記事では、1 の前半をお送りします。(例によって、写真多めでお届けします。)各デザイナーの製品やプロフィールをわかりやすくまとめたサイトのリンクをつけますので、気になるデザインを見かけたら、是非クリックしてみて下さい。
Paola Navone (パオラ・ナヴォーネ)
Christophe Delcourt (クリストフ・デルクール)
Patrick Jouin(パトリック・ジュアン)
ジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)
無印良品やマルニ木工など、日本に馴染みの深いデザイナーさんです。
India Mahdavi(インディア・マダヴィ)
美術館の展示でよくある『ガラスの向こう』ではなく、触れられそうな距離に置いてある製品を見ることが出来ます(もちろん触れません)。綺麗な状態のものもあれば、中には使用感のある製品もあって、それもまた良い感じでした。
この展示に行ってきましたシリーズは、3か4回?に分かれてお届けすることになりそうです。もしよかったら、ご覧下さい。
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camera:sony α7Ⅳ
lens:sony SEL35F14GM