なんだか、今年は去年よりも家の中が寒い気がします。体感温度が低いのは湿度が低いからかも?と言うことで、「濡れタオル+桶」を置いたり、「洗濯物を積極的に部屋干しする」など対策してみましたが、数%しか変わらず。適切な湿度は40-60%と聞きますが、我が家は30%代。やはり加湿器が必要か…。と思いつつ、加湿空気清浄機はフィルターやカルキ汚れの手入れがめんどくさい。なるべく手入れをせずに、楽して加湿が出来る家電を探して行き着いたのが、Humidifier 超音波式アロマ加湿器でした。
*画像は公式サイトより引用
-目次-
機種選び
加湿器は、「どのように水蒸気を発するか=機構の違い」で4種類のタイプに分かれます。「超音波式」「スチーム式(加熱式)」「ハイブリッド式(加熱気化式)」「気化式」など。
ハイブリッド式(加熱気化式)
Panasonic や SHARP など、家電量販店で見かける加湿器の多くは「ハイブリッド式(加熱気化式)」を採用しており、水を吸わせたフィルターに温風を当て、水分を気化させて空間へ発する仕組み。
*画像はdainichiより引用
私が以前使用していたのも、このタイプでした。非常に快適だったのですが、フィルターやトレイの掃除などの手入れが非常にめんどくさい。購入して1年位は良いのですが、2年目以降や3年目以降は汚れがつきやすくなり、手入れせずに放っておくと、すぐに嫌な匂いを発してしまいます。
超音波式
*画像はdainichiより引用
そこで注目したのが、タイガーのスチーム式加湿器。加湿に重点を置いた「電気ポット的加湿器」です。これは機構が非常にシンプルですので、お手入れも簡単ということで、真剣に検討したのですが、本体価格は1.5万円から。そして物がデカイ。昨年はグレーの外装モデルがあったようなのですが、既に販売終了で、現在は白い外装モデルしか無かったことも、今ひとつ購入意欲を駆り立てられなかったポイント。
うーん、と悩んでいた時に店頭で見かけたのが、Humidifier 超音波式アロマ加湿器でした。↓
機構としては、超音波式の加湿器。ヒーターを搭載しないため、電気代が安い&本体価格も安い、と言うメリットがあります。ただし、ハイブリッド式のようにフィルターを通した水分ではないので、使い方を誤ると周囲がびちゃびちゃになってしまう、と言うデメリットもあるそうです。悩む。
加湿器の選び方、わかりやすいサイトはこちら↓
君に決めた!
いろいろな機種を比較して、私が最終的に購入したのは「Humidifier [超音波式アロマ加湿器 ] AHD-023」でした。
*画像は公式サイトより引用
選んだポイントはコチラ↓。
・機構がシンプルなので、掃除の手間が少なさそう(重要)
・価格が安い:3,808円(重要)
・本体の大きさがソコソコ許せるレベル
・機能がシンプル
オッサンが購入しても良いものか悩んでしまうような可愛らしい外観だったので、やや気後れしかけていたのですが、もし万が一失敗となら買い物だとしても、ギリ許せる価格かな?と。個人的に、加湿器は高いモデルを7-8年など長期間使うより、安いモデルを2-3年で買い替える方が手入れなどが楽だと思います。
開梱の儀
箱はこんな感じ
蓋の一部に給水方法が書いてありました。
内容物
大きく3つのパーツで構成されています。上から吹き出し口、水タンク、本体(最下部)。
お店で見ていた時は「小さい!」と思ったのですが、家に来てみると「デカい!」と思ってしまう不思議(家が狭いから)。
ひょっとこの口?のような先端部を外すと、中心部が水タンクであることがわかります。てっぺんに持ち運ぶ際のための取っ手あり。↓
水タンクを本体(最下部のベース)から外すと、こんな感じ↓。
本体(土台となるパーツ)の中央にはカートリッジが取り付けられています。(下の写真↓は取り外したところ)
カートリッジは中にBB弾のような大きさの石っぽい何かが入っています。振るとカラカラ音がします。(写真は一度、試運転させた後なので濡れています)
清掃用のブラシがうまいこと隙間に組み込まれています↓。これ便利。
水タンクのパーツにあるキャップを外して
ここから水を入れます。
中央の部分(円筒)は水蒸気を出すための煙突のような役割っぽいです。
上から見ると、こんな感じ。
水タンクに水を入れると、うっすら色が変わるのがわかります↓。(写真だとわかりにくい)
動作の様子
加湿してみる
ベース部分の円形のくるくるダイヤル(?)を回して、加湿開始!
超音波式のためか、スイッチを入れてすぐに水蒸気が発せられます。
加湿の強弱
弱↓
中くらい↓
強!↓
写真が下手で、あまり伝わらないですね、、、すみません。強にすると、びっくりするくらい大量の水蒸気が発生。
ライト
円形のコントロールダイヤルの左上に、タッチセンサーのスイッチがあります。ライトの強弱は2種。
無灯状態↓
弱↓
強↓
強でも「ほんのり」とした照明。光らせると、残りの水量がわかりやすくなります。
向きも変えられます
まぁ、これはそうでしょうね、という感じ。
加湿能力(参考)
ウチのリビングは8畳+キッチン3畳。中〜強くらいで稼働させてみました。
スタートから30分で35→41%に上昇。十分な加湿能力です。さらに30分後で50%近くになりました。1時間で10%上昇ですから十分な性能だと思いました。強だともっと早いかも知れません。
実際の使用感
加湿能力的には満足しています。ただし、どの加湿器でも同様のように、使用後のお手入れはある程度必要。タンクや最上部の吹き出し口を外す時にはタオルなどを添えてあげないと、ポタポタと水がこぼれます。
あと、最下部のベース部分にはそこそこな量の水が残ります。(写真参照)これを放置すると、たちまちカルキの白い汚れが付いてしまうので、できれば毎回排水する方が良さそう。
Humidifier 超音波式アロマ加湿器のメリットとデメリット
【メリット】
・フィルターが無いことで手入れが簡単(カートリッジ交換は必要)
・購入価格が安い(3〜4千円台)
・電気代が安い(スチームやハイブリッド式との比較)
・水蒸気量が多いので、短時間で加湿できる
・水蒸気が熱くないので、安全
【デメリット】
・湿度センサーなどは無いので、自動運転はできない
・周囲にカルキ汚れが発生する(らしい)
・本体(最下部のベース)を持って排水する際、淵がやや薄く硬いので、手がちょっと痛い
以前、ハイブリッド式の加湿器を使用して「手入れがめんどくさい」と思ってしまった私にとっては「フィルターがないことで手入れが簡単」という点が最も重要でした。そして値段の割に加湿能力も高く、満足しています。
2-3万円出して5-6年?で買い換えるなら、5千円以下の製品を2-3年で買い換える方が楽な気がします。(ただし、カートリッジは6ヶ月で交換が推奨されています。1つ1,000円程度なので、その点の追加投資は必要になりそう。)
湿度が上がると、同じ温度でも寒く感じにくくなった気がします。窓の結露は増えましたけどね。総じて、今のところは買って良かった家電製品でした。
camera:sony α7c2
*応援クリックしてくださると喜びます(小声)↓
*If you enjoyed the article, please click on it!