ふと思い立って、京都旅行へ行ってきました。(その32)
清水寺の立地の所以となった断層崖を堪能した後は、のんびり産寧坂方面へ向かうとします。
↑本堂脇の階段。こうして見ると、改めて本堂の立つ位置の高さが感じられます。清水寺から実際に飛び降りた記録は237件。その内、助かった人の割合は85%ということですが、何らかの障害が残ったりしたことでしょう。時代が違うとはいえ、信仰の力の恐ろしさ、、、。
本堂から張り出した「舞台」の高さは約13メートル。これは4階建てのビルに相当します。本堂は音羽山の急峻な崖に建築されています。これは「懸造り(かけづくり)」と呼ばれる日本古来の伝統工法で、格子状に組まれた木材同士が支え合い建築が困難な崖などでも耐震性の高い構造をつくり上げることを可能にしています。舞台を支えているのは、床下に建てられた18本もの柱です。樹齢400年余の欅を使い、大きいもので長さ約12メートル、周囲約2メートルの柱が整然と並んでいます。その縦横には何本もの貫が通されています。木材同士をたくみに接合するこの構造は「継ぎ手」と呼ばれ、釘を1本も使用していません。現在の舞台は1633年に再建されたものです。歴史上、幾度もあった災害にも耐え、今も日々多くの参詣者で賑わう舞台を支え続けています。(清水寺公式サイトより)
苔が生えて自然と一体になりつつある、石垣。こうした風景も味わいがあって良いですね。
しばし、崖を感じながら歩きます。
立て続けにやってくる、誘惑の城。
六花亭、、、北海道の?!と思いましたが、別系統のようです。
さっくりと参拝を終えて、再び産寧坂へ戻ります。
午前中よりも人出が増えてきました。
建て替え中の敷地。奥に長い、鰻の寝床ですね。
こんな立派な建物がありました。昔、この辺りを歩いた時は気づきませんでした。
大して歩いていない気がするのですが、あっという間に、腹が、減った(五郎さんイメージ)。今日の俺は何の腹なんだ?と言うことで、お昼ご飯をいただけるお店を探してみます。つづく。
camera:sony α7Ⅳ
lens:sony SEL24F14GM
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