TAMASHII NATIONS STORE TOKYOで行われていた「ROBOT FIGURES LAUNCH!」を観てきました、その3。(展示は9/11に終了しています)
壁面側に配置されていた2体のサザビー。こちらはフルメンテナンス形態&ノーマルの状態での展示でした。それと、食い入るように見ていて気になった点があったので、そちらも写真でお送りしてみます。
-目次-
1. ノーマル状態
いやーカッコいい。メインのディスプレイには、ハッチオープンの状態が展示されていましたが、本来的にはこっちがノーマル仕様。
ディティールが溢れまくっております。
表面は塗装されているわけではないので、一部、ヒケらしきものも見えました。
「父、ジオンの元に召されるであろう!!」のシーンですね。富野由悠季監督のシナリオの偉大さよ、、、。
2. 解体匠機のデザイナー
解体匠機は阿久津潤一さんによるデザインだそうです。(サザビーも同様かは未確定です)ガンダムSEEDや、ORIGINでも参加されているメカデザイナーさん。METALBUILDなどおもちゃ系のデザインを多くご担当されている様です。株式会社アストレイズ所属の方だそうで、こういう会社もあるんですね。独立系の方ばかりかと思っていました。カトキハジメさんのMGシリーズのデザインも巧みさが際立っていますが、阿久津さんによるデザインも非常に素晴らしい。パーツ点数は数千、と言うことですので設計にかかる時間は想像がつきません。いつか同氏のインタビューなど、出ないかな。
3. フルメンテナンス形態
こちらの携帯が、今回の解体匠機サザビーの真骨頂。
もう何が何だか。体積自体が増えたのではないかと錯覚するほどの大きさ。snsでも言われているように、ナイチンゲールの様にも見えてきます。
想像上の、ではありますが、兵器らしさとしての迫力が桁違いです。これなら20万円弱は納得。
4. デカールの課題?
30分ほどは眺めていたでしょうか。うっとりしていたところで、少し気になる箇所が。
右足のデカールの一部が剥がれています。気になったのは、展示されていた3体共が、同じ箇所(デカール)で、何らかの不具合が現れていた、というところ。3枚の写真は全て別の個体です。
ディスプレイ作業時に傷つけてしまったのか、輸送中か、はたまた製造上の問題なのかは全く分かりませんが、うーん。とは言え、展示されたモデルはテストショットだと思うので、量産品では解消されているのでしょう、きっと。
価格や入手の困難さに話が集約しがちな解体匠機ですが、美術品の領域に到達したかのようなクオリティは素晴らしいと思いました。年末、youtuberによる解体匠機サザビーの動画が出るのを楽しみに待ちます。中村さん、買えただろうか。是非、νガンダムとサザビーをブンドドさせてほしい。
camera:sony α7Ⅳ
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