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【機動戦士ガンダム 水星の魔女】第10話「巡る思い」感想と考察 vol.1

放送開始前、こんなに何度も見返すことになる「リアルタイム放送ガンダム」になると、誰が予想したでしょうか。各話に散りばめられた伏線、そしてこれまで明らかになっていなかった設定の開示、1stシーズンのラストへ駆け上がろうとするスピード感。見どころ満載の情報量過多エピソードでした、今週もありがとうございました。というわけで、第10話の感想と考察は2回に分けてお届けします。その1。

(画像は公式サイトより)

-目次-

 

 


サリウスとデリング

(画像は公式サイトより)

御三家・グラスレー社のCEOであり、ガンダムアレルギーで有名なサリウス・ゼネリとカテドラルの静なるバトルからスタートしました。サリウスから提出されたであろうエアリアルについてのガンドフォーマット使用嫌疑の審議の申請」が不受理である、というカテドラルの回答。

 

サリウス
「デリングは何故、あのモビルスーツを特別扱いする?」
「何故、決闘を許した?」
「どうして株式会社ガンダムの設立を認めた?」
「魔女を狩るはずのドミニコスが動かないのは何故だ?」

カテドラル
「我々の回答は変わりません、お引き取りを。」

 

これは予想ですが、おそらくデリングはサリウスの審議申請に対して、自ら答えることを避けたものと思われます。簡単に言うと、サリウスを門前払いにした、と言うことなのでしょう。「私の決定が全てである」と言う尊大なデリングがイメージできますが、同時に「サリウスと直接対峙することへの危機感の表れ」と読めるかも知れません。それだけにサリウスのガンドフォーマットに対する知識は深い、と言うことの裏返であるかな、と。サリウスがプロローグから老いてしまい車椅子を基本とする様子に変化しましたが、これにガンドフォーマットの何かが関係している?とすれば、事は複雑なのか。また、娘であるミオリネが立ち上げた株式会社ガンダムをしばらくは見守り、外野からの横槍を防ぎたい親心があった?のでしょうか。OP前の短いシーン、両氏の直接の会話はありませんでしたが、だからこそ伺える力関係、闇の深さが伺える内容でした。

 

 

 


暗殺好きなジェタークさん

(画像は公式サイトより)

「前祝いだよ、デリングが死ぬ」
これは既視感ありますね。第1話と同じ。殺したくてたまらないようです。売上ランキング上位の会社を経営する手腕がありながら、サリウスからは「ガサツな男だ。ジェタークごときにそんな大それたことは果たせまい。」と一蹴されてしまいます。おまけに息子は家出してしまいました。溢れる小物感。今週のエピソードで、ラスボス候補から勢いよく転げ落ちたキャラクターでした。

 

 

 

 

 

エアリアルの修理

(画像は公式サイトより)

第9話の激戦を制したガンダムエアリアル。その修理は2ヶ月を要したようです。シンセーに送って修理したのでしょうか?大破と言える損害状況でしたが、戦闘機体としては修理期間が長すぎませんかね、、、。また、単純に修理された、と言うのではなく、これまでの戦闘データの抽出、今後の宇宙戦闘へのアップデート、さらには武装強化などが図られたのかも知れません。それと、会社組織ということでスペアパイロットが準備されました。その対応として、ログインセキュリティの堅牢化なども行なった可能性も大。プロスペラの事ですので、技術提携をしたペイル社から、何らかのフィードバックを得た?など妄想は尽きません。

 

 

 

 


ミオリネの出張は16日と12時間

(画像は公式サイトより)

温室の管理を任されてウッキウキのスレッタ。花嫁の不在期間のカウントがシャディクの日数ではなく、時間単位である辺りに「初めて恋人ができた人のハイテンション」が伺えていいですね。ストーカー気質でしょうか、若干怖いです。「君はすごいな。」というシャディクのリアクションは、本音っぽい。ただし、「君には負けたよ。」と言う清々しいものではなく、シャディクの気持ちの切り替え、内にある野望を露出させて行く前振り、とも感じることができるかも知れません。

 

 

 

 

 

ガンドの義足運用試験

(画像は公式サイトより)

スレッタのやりたいことリスト

「撮影場所の許可を取ってくれた?」
「スレッタ、ワスレッタ。」

道草をぶっこいて試験を忘れていた「ワスレッタさん」が爆誕しました。ギャグに漂う昭和感はともかく、周囲に対して冗談を言うほどに打ち解けたと言う描写。第1話で辿々しい喋り方しかできなかったことを思い返すと、目頭が熱くなる描写でした。やりたいことリストの存在は、今後どんどん薄くなってしまうのでしょうか。

 

お揃いのキーホルダー

(画像は公式twitterより)

購買で見つけて一目惚れ。ミオリネへのプレゼントを買ってウッキウキのワスレッタさん。これはゆくゆく、プレバンか、クレーンゲームで登場する雰囲気が満点。

スレッタの微妙なキーホルダーデザインしました
名前は「クールさん」と「ホッツさん」といいます#水星の魔女 #G_Witch pic.twitter.com/pg2lyLwEIv

形部一平 (@ippeigyoubu) 2022年12月11日

試験のシーン

youtubeなどsnsでUPされて有名なBoston Dynamicsの動画がモチーフですね。ここで流れたBGMは新規かな?とても良いシーンでした。

www.youtube.com

 

いつの間にか一緒のペルメリアさん

(画像は公式サイトより)

彼女が地球寮メンバーの作業に加わっていたのは、本来、医療技術に携わりたいと願っていたのが表向きな理由とのこと。ただし実際には、第9話で決闘のために4機を貸し出したペイル社への手土産となる情報を引き出すための接触、と見るのが自然かも知れません。その裏でエラン君5号の調整をしていたとは思えないので、すでにペイル社のタケモトピアノチームからは戦力外的な扱いになっていそう。怖い妄想ですが、ペルメリアさんは1stシーズンのラストでは、ペイル社の意向に反した行動が元で死んでしまいそうな気がします。

 

 

 

 


ダブスタクソ親父の会社経営授業

(画像は公式サイトより)

ミオ「資金調達は順調です。転換社債による調達も滞りありません。」
親父「転換時の株価値低下リスクは考慮したか?」
ミオ「い、いえ」
親父「その計画では株価下落の可能性がある、信用を軽視するな。」
ミオ「はい」
親父「株主比率の希薄化を再検討しろ。違う資金調達方も考えろ。設備投資計画?会社設立2ヶ月で投資効果の試算をここまで行っているのは上出来だ。回収期間を検討し、このまま投資を続けろ。」

親に自分の仕事を認められたこと。会話らしい会話をしてくれなかった父が饒舌に話をして、かつアドバイスまでくれたこと。初めて見せる自分への真摯な態度に、ミオリネは驚き、嬉しかったのではないでしょうか。エヴァンゲリオン第拾弐話「奇跡の価値は」で戦闘後にゲンドウから誉められたシンジを思い出しました。

ゲンドウ「ところで初号機のパイロットはいるか?」
シンジ「あ、はい」
ゲンドウ「話は聞いた。よくやったな、シンジ」
シンジ「え?はい、、、。」

(画像は公式サイトより)

家族の不幸の乗り越え方がわからず、お互いに距離を置いてしまった親子が、仕事を通じてお互いを認め合い始める。いいシーン。ですが、皆さんご存知の通り、物語においては悪い方向へ向かう転換点としての描写でもあります。第7話「シャル・ウィ・ガンダム?」で株式会社ガンダムへの最初の出資を決断したシーンなど、話が進むにつれて、デリングのキャラクター描写がポジティブなイメージになっています。そんな中で迎えた第10話のラストシーンは不穏そのもの、、、。死なないでくれ、ダブスタクソ親父。

 

 

 

 

 

新PVとニカ姉のアレ

(画像は公式サイトより)

撮影で「アーシアンならではの差別」を受ける地球寮のメンバー。本作のテーマの一つであろう「分断」と言うエッセンスは細かく散りばめられていますね。また、この撮影準備の際、ニカ姉が不在でした。牛舎でやりたいことリストを眺めてニヤニヤしているスレッタに話しかけたのも、情報収集の一環として見ると、複雑ですね。

 

簡単に各要素を振り返ったつもりだったのですが、だいぶ長くなってしまいました。第10話の感想と考察は続きます。

 

 

 

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