Anou

東京で働くバツイチ40代男性のひとり暮らし(たまにふたり)とかいろいろ。

【機動戦士ガンダム 水星の魔女】第17話 「大切なもの」今週はグエル祭りでした(歓喜)

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グエル推し大歓喜、この展開を待っていました、待ちすぎたかもしれません。という喜びも束の間に感じてしまうような不穏な空気が満点の水星の魔女、第17話。ミオリネとスレッタの関係性に大きな変化が訪れます。先週まではプロスペラが怖くて怖くて、、、でしたが、今週はついにミオリネさんも怖くなってしまいました。

*画像は全て公式サイト&snsより

-目次-

 

 

 

覚醒するミオリネ

「引き継いでやるわよ、クワイエット・ゼロ!」

残念ながら、簡単にプロスペラの口車に乗ってしまいました。プロスペラがスレッタを解放する確約など無いと言うのに…。

 

 

 

 

「私に勝利をちょうだい」

ミオリネが総裁選で勝つためには、第16話でシャディクが言っていた通り「御三家の後ろ盾」が必要。おそらく本人もそれを理解しているからこそ、グエルとスレッタの決闘を持ちかけたのだと思われます。会社を立て直したいグエル、スレッタをプロスペラの呪いから解き放ちたいミオリネの思惑が合致。脚本の妙なポイントとしては、ミオリネはスレッタに対して「あなたをプロスペラから救いたい」と直接言わないところでしょうか。それが今後のすれ違いを産んでしまうことになるのですが。

本人の意思とは関係なく、自分の大切な人を守るために強硬策に出てしまう性格は、悲しいかな、父、デリング・レンブランと同じですね。血は争えません。

 

 

 

 

最恐のプロスペラ

「けれど後もう一回、スレッタとエアリアルには決闘をさせてほしい、これが最後。でもあの子、大人しくエアリアルを降りてくれるかしら?」

いきなり怖いこと言っています。決闘を通して行われてきたエアリアルのテストは、すでに最終段階にありそうです。ベルメリアさんも結局、プロスペラに協力しているようですし、ミオリネが総裁になれば満願成就に王手なのでしょうか。

 

 

 

 

「ごめんね、仕事が早まっちゃって」

相変わらず軽いノリです。これを最後に、スレッタに会わないような雰囲気すら漂わせています。娘のスレッタが負けるきっかけになるプログラムをミオリネに送り、それを楽しみに待て、、、とは。イカレてらっしゃいます。

 

 

 

 

俺たちのグエル

ここがすごいよ兄さん

・エランくん5号が怯えていることを初見で見抜く

・温室では争いをしないさせないゼッタイ

・ジェターク寮メンバーやラウダへの謝罪

・進むことが怖いことを知る(自らの弱さとの対峙)

・他者への好意を正面から伝えることができる

・好きな女性よりも大切な家族(上位存在)を認識

・決闘でPTSDを乗り越える

・ついにエアリアルを倒す(注釈つき)

もう書ききれません、グエル兄さん、凄すぎます。地球での過酷な状況を味わったことで、新たな目標が生まれたようです。家族と、家族が残した会社を守ること。ここまでのエピソードで最も成長したキャラクターであり、最もファンを獲得したキャラクターでしょう。目つきの描写に成長と後悔、そして他者への思いやりが滲み出ています。キャラデザによる描き分けはすごいなぁ。

 

 

 

「なんでだよ!わかれよ!」「わかりません!」

この流れは青春劇ですね、眩しい。今週の数少ない、そして一瞬のほっこりポイントでした。

「俺はお前に感謝している、大切なんだ」

「ありがとうございます、でも、ごめんなさい。私にも今、大切な人がいるんです」

「そうか、そう言える相手がいるのは、いいな」

フラれることはわかってはいながら、相手に気持ちを伝えるグエル。相手の好意をきちんと受け止めることができるスレッタ。どちらも第1期とは比べ物にならないほど成長した様子が描かれます。みんな、大きくなったな、、、(涙目)

 

 

 

 

報われるラウダ

支えたい兄さんの凱旋に歓喜のラウダ。退学届を保留させていたとか、仕事っぷりが優秀すぎます。ありがとう。ただ、決闘が始まった瞬間から「どうしたんだ兄さん!」はウザすぎる気もしますが、何はともあれ、よかったよかった。そして勝利。ついに白ラウダになってくれました。嫁さんの存在も大きいのでしょうか。君はもう、十分苦労したから幸せになってくれ、、、父親の死因の真相なんて知らずに、このまま、、、どうか、、、。

 

 

 

復活のダリルバルデ

バージョンアップして再登場。主人公には赤い機体が似合いますね。かつては拒絶したAIプログラムを組み込んだ状態のままで、エアリアルとの戦闘に向かうグエルは非常に頼もしい。

両肩に新設されたシールドに刻まれた緑のラインは、十字架のようです。両肩にそれぞれあると言うことは、自らの手で殺めてしまった父親と、救うことができなかったシーシアと言うことでしょうか。だったら怖い。

チュチュと同様に、グエルもまたPTSDによって攻撃をすることを出来ませんでしたが、序盤でエアリアルを仕留めようとする詰め方は素晴らしい動き。両腕を失う、射出した脚によって戦いの転機を作り出すなど、明らかに第3話をなぞらえた戦闘シーン。それが最後にエアリアルのフラッグを叩き落とすのですから、こんなに爽快なことはありません。(プログラムによる疑惑付きの勝利ではありますが)これでプラモデルは爆売れ間違いなしです。

 

 

 

 

ミオリネ

朝の会話

「あんたさぁ、私がエアリアル捨てなさいって言ったら、どうする」

「えぇっと、捨てません。エアリアルは、私の家族、ですから」

ミオリネはこれで完全にスイッチが入ったと言うか、決意を新たにしたように描かれました。スレッタと直接話しても、これはもう無理だ、と痛感した様子。ここからミオリネはエスカレートを開始します。

 

 

 

「あんたに負けて欲しかったからよ」

「最初に言ったでしょう、これは取引だって。あんたが良い弾除けになってくれたわ」

弾除けとか、以前に否定したワードを敢えて持ち出すあたり、脚本の大河内さんの底意地の悪さが見えています(褒めている)。

 

 

 

「今日までご苦労様、さようなら、水星のお登りさん」

いや、演技ってわかっていますけど、これ!言う必要ありました?!!

 

 

 

最後の決闘

パーメットスコア7?8?

エアリアルが最後に放った白い光。赤→青と進化してきて、ついに白色の発光。これはエリクトがいる世界と同色ですね…。発動を感知して涙を流すプロスペラ。エリクトの再生がさらに近づいた証拠でしょうか。最後の決闘としていた理由は、もう一度戦えば最高スコアに到達するはず、というプロスペラの読みにあったようです。となると、改修型エアリアルはもう、用済み…?!

 

 

 

「私を選んでください!」「ごめんね」

一体誰が「ごめんね」と言ったのでしょうか。エアリアル?エリクト?よくわかりませんでした。プログラムに従ったエアリアルの発言なのか、スレッタを救いたい&ミオリネの意志を読み取っているエリクトの発言なのか、、、。

 

 

 

デス・ハッピーバースデーソング再び

これまで多数のキャラクターを死に追いやってきた歌。まさかスレッタが倒されるシーンで使われる日が来てしまうとは、、、。プログラム自体を組んだのはベルメリアさんなのでしょうか?ミオリネはスレッタに「勝利のお守り」と言ってエアリアル停止プログラムを渡しているし、あちこちのセンスが極悪すぎます。

 

 

 

小ネタ

サリウスおじいちゃん

今週は登場シーンなし。シャディクが直接手を下すことは無いと信じたいですが。

・後戻りできない段階(総裁選終了後)に、解放された体にする

・すでに処分済み

・忌み嫌っていたガンダムに組み込まれる

の、どれかでしょうね。怖い怖い。

 

 

 

どこへいくエラン君5号

スレッタを色仕掛けでも実力行使でも落とすことができなかった声の素晴らしいポンコツ君。ついに自ら、シャディクの格付けチェック部屋(たぶん消える方)に入居してしまいました。

第2期は良いところが全く無いですね、、、。花江さんが楽しそうに演じてらっしゃるのが救いというか、何というか。

 

 

 

今週のニカ姉さん

ガンダム、死ぬ?!」

ついに知ってしまった、、、。ニカ姉さんがガンダムに無理やり乗せられる日がどんどん近づいて来ている感じがします。再来週の第18話「空っぽのわたしたち」のタイトルはスレッタがメインだと思うのですが、格付けチェック部屋にいるノレア、エラン君5号、ニカ姉の3人が「空っぽ」と定義されてガンダムに乗せられる、、、そんな展開があるかも知れません。(怖過ぎる)

 

 

 

ハロ

決闘の承認まで行うなんて、ガンダムシリーズ1の優秀さを発揮しています。最後に耳を開く辺りはかわいいですね。これでプラモデルは爆売れ間違いなしです。(2回目)

 

 

セセリアの皮肉が戻ってきて、ちょっとほっこりしましたね。グエルにはシカトされていましたが。来週は総集編。第1期ではグエル役の阿座上さんがナレーションを担当されていましたが、第2期では誰が担当されるんでしょうか。プロスペラ役の能登さんだったら面白いと思うんですが、流石に不穏すぎますかね。来週が楽しみです。

 

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