Anou

東京で働くバツイチ40代男性のひとり暮らし(たまにふたり)とかいろいろ。

【機動戦士ガンダム 水星の魔女】第13話 第2期の幕開けをゆるっと考察(コレ、第3期あるのでは?)

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ハエ叩きがトレンドワードに昇った第一期の最終話から、はや3ヶ月。待ちに待った第2期が、ついにスタート。相変わらず内容がモリモリ。あっという間の30分でした。個人的に気になった箇所の考察(予想)をお届けします。

 

 

オープニングの決闘祭り

さすがBANDAI。第1期のラストがバトル回だったから、第2期の初回はバトル突入手前で終わるかな、、、という予想を良い意味で裏切ってくれました。これはプラモデルが爆売れする訳です。
 
  
成長した地球寮メンバー

格闘系、飛行タイプ、四つ腕、遠距離系など多様なMSを瞬殺したエアリアル改修型&スレッタ。驚きだったポイントは、「エネルギーや弾薬の消費量を最小限に抑えつつ、各MSを撃破する効率性」を獲得していた点。さらには、試験でボロボロに泣いたこともあるスレッタが、汗ひとつかかず涼しい顔で5体を連続で倒すメンタリティも獲得しています。
そして、連戦による精神的疲弊と機体運用をフォローする周囲のメンバーのホスピタリティの向上。実戦を経験して、ひと回りもふた回りも成長した地球寮メンバーの様子が描かれています。もはや学園内に敵はおらず、第二期では学園を舞台に外部勢力、および機能拡張した?御三家MSとの再戦が主な決闘になって行くのかもしれません。
  
 
瞬殺の新MSたち

君、Vガンダムにいなかった?!↑

やられ役となったMSたち。せっかくの新規デザインなのに、用語集のみの登場という寂しさ。なかなか良いデザインだったのに、、、。よく見ると、全て御三家以外のメーカー製のMSであることがわかります。ベネリットグループの層の厚さが、さりげなく紹介されていました。
 
  
「花嫁はいただくぜ!」

多くの視聴者が「あっ、そうだ。これ学園決闘モノだった。」と、ハッとしたのではないでしょうか。プラント・クエタ事変は学生に事故としてのみ知らされているようです。おそらくはデリングの死去についても、1部の限られた者しか知らない可能性大。知らざる者と、知ってしまった者の間に横たわる溝。地球寮と他の学生、そして地球寮の中に於ける2つの断絶が、さりげなく描かれたシーンでした。

 

 

  

「見た目が変わったって!」
ガンダムらしい、良いセリフですね(嬉しい)。これも、学生たちはエアリアルの進化(プラントクエタ事変でのエアリアル改修型の戦闘)を知らないことを示しています。おそらく、彼らからすれば「少し遠いプラントに、シャディク戦からの修理を施したエアリアルを取りに行っただけ。ん?なんか地球寮の人、戻ってきてからテンション低くない?!」程度なのでしょう。でなければ、実戦仕様でなくともフォルドの夜明けを一掃したエアリアルに対して挑むことは無いはず。
 
  

眠れるデリング

「脊髄の治療には、長い時間を要します。」という医師?のセリフがありました。これはメチャクチャ怖い前振りな可能性が大。このまま目覚めない、あるいは昏睡状態から脱することができないとすると、デリングの半アンドロイド化という新ステージの展開があるかも知れません。それはガンド技術による対処になるのか。はたまた、クワイエットゼロの何かが関係するのか?全容はわかっていませんが、平和な内容でないことは明らか。おそらくミオリネは、クワイエットゼロの真相を知った暁には、食い止めなければいけないと感じるでしょう。しかし同時に、クワイエットゼロのみがデリングを救う唯一の手段になるとしたら…!という鬼展開が待っていそうな気がします。
  

デスルター問題

第11話で亡きグエルパパが「旧型だが、テロリスト如きが簡単に手に入れられるモノじゃない。」と言っていたデスルター。タケモトピアノ(ペイルテクノロジーの共同経営者4人組)は、そんなことを承知の上で、幼い代表代理をいじめていたのでしょう。昔ながらの陰湿さ、古い風が吹きまくっています。サリウスことシャディクパパは、息子の暗躍を知っているため、とってつけたような正義感を漲らせたセリフで会議を終了へと導きます。明らかにグループの主導権を掌握したシーン。出発した大艦隊はどこへ向かうんでしょう?地球連合の対応が気になります。
 
 
 
 

地球寮メンバーの温度差

成長を感じさせるメンバーが多い中で、リリッケとマルタンは意気消沈。脱落の可能性もあり得そうな描写でしたね。とは言え、とても普通な感覚な気がします。そして、ニカ姉の秘密に近づきつつあるマルタンこと寮長は消される可能性大。地球寮の誰かが死んでしまうとしたら、彼が筆頭候補でしょうか…こわい。
 
 
 
 

今週のスレッたぬき

オープニングで無双を繰り広げた水星たぬき。パイロットとしての練度、精神力、体力、エアリアルとの相性の更なる向上など、著しい進化を見せています。

怯えるリリッケの手を優しく包んであげるスレッタ。人との会話すらままならなかった第1話を思い出せば、素晴らしい成長。しかし、その温かい手でテロリストを叩き潰した訳ですが…。地球寮のメンバーには「スレッタがどうやらプラントクエタの外に出たようだ」程度の情報しかない様子。こわ。
とはいえ、初めての殺人には思うところがあった様子。ただそれは「人を殺めてしまった」という後悔ではなく、「ミオリネさんに嫌われる対処をしてしまった」という後悔であるのが恐ろしい第12話でプロスペラに導かれた「明るい闇」の世界に入りきってしまったようです。
 
 
 
 

暴力マシーンだってことを教えてあげる

ほのぼの学園ドラマが帰ってきた、、、!しかも鉄板の転校生キャラも登場!と喜んだのも束の間。スレッタの決闘要請に乗ってきたソフィが発したセリフ。いや、我々オタクはサイコガンダムとか、バンシィとか、アドラステアとか、MSが暴力マシーンだと言うことは骨身に染みてわかっていますから。はいはい、アドラステアは戦艦でしたね。ではなく。
この決闘における最も恐ろしい結末は「決闘で妹がスレッタの手によって死亡するor大怪我を負う」だと思います。もちろん妹はスレッタに勝つつもりで挑むと思うのですが、機体性能的に、ルブリスウル&ソーンがエアリアル改修型に勝てるとは思えません。テロリストを殺してもケロッとしていたスレッタですが、自身を姉と慕った子供を手にかけてしまえば、さすがに動揺してしまうでしょう。そうすれば、学園祭最終日のバトルロワイヤルでスレッタは惨敗。ソフィとノレアは当て馬なのでしょう。シャディクの狙いはそこにあるのでは、と予想しています。
 
 
 
 

第2期の今後

第13話を見て感じた大きな方向性はコチラ。
・あくまで「学園の決闘で全てを決める」は継続
ガンダム伝統の「中盤で地球へ行く」は無い
・これ、第3期あるな、、、
1記事で終えるつもりだったのですが、思ったより長くなってしまったので、その2につづきます。
 
 
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