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東京で働くバツイチ40代男性のひとり暮らし(たまにふたり)とかいろいろ。

【機動戦士ガンダム 水星の魔女】第12話「逃げ出すよりも進むことを」感想と考察 vol.1

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ついに1stシーズンの最終話を迎えた「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。リアタイしましたが、感情の整理が追いつかず、一晩明けてしまいました。全体的にはこれまで11話かけて進んできた物語の「伏線の回収」ではなく、「学園百合モノの皮をブチ破って顔を出した、いつものガンダム」という方向性のお話でした。ありがとうございました。個人的には、「最も死なないキャラ」と予想したヴィム・ジェタークが死んでしまった展開はホントにビックリ。と言うわけで最終話の感想と考察、その1です。

(画像は公式サイトより)

-目次-

 

 


怒涛のOP

(画像は公式サイトより)

ドック内に爆音が轟き、エアリアル改修型の出撃準備を進めるシン・セー開発公社のメンバー。

ベルメリア
「先輩!エアリアルで戦争すつるもりですか?!そんなことよりも、スレッタたちの救援を、、、」

プロスペラ
「あの子は来るわ、エアリアルがここにいるもの」

 

 

終わりの始まり「78」

最終話の始まりは「78」ハンガー。明らかに初代ガンダムの型番「RX-78-2」をモチーフにした数字。「水星の魔女はガンダムなんですよ。それを今からよーく理解させてあげます」と言わんばかりのオープニングでした。

 

 

安定のプロスペラ

すっかり善人サイドに寄ってしまったペルメリア。そんな旧友や部下の言うことに耳を貸さず、エアリアル改修型を見上げて悦に入るプロスペラは、完全なるサイコパスです。かつての「ヴァナディース事変」では強襲され、夫や敬愛する所長、そして所属する組織など殆どの大切なものを失ったプロスペラ。しかし今回の「プラント・クエタ事変」では、むしろ戦闘に進んで介入しようとする姿勢がありました。謎の21年間でプロスペラが育てたエアリアルとスレッタの晴れ舞台を待っていたかのようです。

 

 

エアリアルがここにいるもの」

(画像は公式サイトより)

そして気になる、このセリフ。スレッタとエアリアルには何らかの繋がりがあるという明示でした。スレッタがコクピットに居ない時も何らかの接続性があるのでしょうか?だとすると、もはやニュータイプの感応そのものです。そして本話で明示されませんでしたが、離れた場所にいたはずのスレッタは、どのようにして78ハンガーまで辿り着いたのでしょうか。ド悲劇となる最終話の幕開けにふさわしいOPでした。

 

 

 

 

ヴィム・ジェタークCEO、ディランザで出撃

考察大外れ〜反省

大変申し訳ございませんでした。(土下座)前回の記事で「最も死なないであろうサブキャラ」と予想していましたが、ガンダムらしい非業の死を遂げてしまいました。

 

 

ヴィムの性格がもたらした明暗

(画像は公式サイトより)

ヴィム・ジェターク「グラスレーの若造に、これ以上舐められてたまるかぁ!」「俺はライバルの頭を直接ぶっ叩くことで勝ち上がってきた男だぁ!俺を敵に回したこと、後悔させてやる!」

昭和節が大炸裂。彼のそばには頼れる参謀やNo.2となる人物は居なかったのでしょうか。思い返せば、これまでもヴィムについては、息子の決闘に自分で計画&手配して介入するなど、「自分でやらなければダメな人」が強調されていました。グラスレーグループを拡大させた功績の一方、最終話ではそれが最悪の形で裏目に出てしまうことに。人を使って戦うシャディクと、自らが戦地に赴くジェタークの対比が印象的でした。

 

 

親子対決

(画像は公式サイトより)

皮肉にも疾走した息子を擁する宇宙船を強撃する父、ヴィム・ジェターク。そして、スレッタを求めて監禁から脱出するグエル・ジェターク。自社のMSを使ってテロを起こされたことに対して逆上する父は、宇宙船から出たグエルが操縦するMSをテロリストと勘違いして、仕留めようと迫ります。

 

グエル「死ねない、、、!死にたくない、、、!!」

急制動でヴィムの駆るディランザの間合いを混乱させ、一瞬の隙をついて的確に相手のコクピットを突くグエル。

グエル「俺はあいつに、スレッタマーキュリーに進めていないぃ!」

グエル「はぁ、、、やった、、、俺だ!ビムジェタークの息子、グエルジェタークだ!」
ヴィム「グエルか、、、無事だったか、、、探したんだぞ、、、」
グエル「父さん、脱出しろ父さん俺が今そっちへ!」
(爆発)

 

 

グエルこそヒロイン

絶叫からの水星の魔女タイトル。え、、、これって、学園百合アニメじゃなかったっけ、、、?!もとい、これでグエルこそが水星の魔女のヒロインであることが判明しました。「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」でクエス・パラヤが親殺しを知らずに行ってしまったエピソードが思い出されます。つまり、グエルは2ndシーズンで大型モビルアーマーに乗り、スレッタと敵対することに(怖
「逃げたら一つ、進めば二つ」はミオリネにとっては福音となり、グエルにとっては呪いの言葉になってしまったようです。

 

 

ラウダとグエル

ヴィムを殺してしまったグエルですが、結果的にプラント・クエタ襲撃の反抗の糸口を作った功績者として祭り上げられるのかも知れません。しかし、ヴィムを殺したことを何かのきっかけで知ることになったラウダとは憎しみ合う関係になってしまうかも。愛情は憎悪に転換しやすいので、2期では血で血を争う兄弟対決に突入するのかも知れません。と言うか、ジェターク社どうなるんでしょう。

 

 

 

 

ベギルペンデ vs ガンダム・ルブリス・ウル

(画像は公式サイトより)

 

 

ソフィ無双

(画像は公式サイトより)

「キタキタキタ!!全部ぶっ壊しちゃうよ!!パーメットスコア!2!各個撃破って知ってるぅー?!」
相変わらずのキレっぷりを見せてくれるソフィ・プロネ。Gジェネでも人気のキャラになりそうですね。

「魔女め!!」
(アンチドート発動)
「堕ちろ!ガンダム!」

ソフィ
「パーメットスコア!4!!」
「心臓、痛い、息できない さっき食べたお菓子吐きそう、でも、私、生きてるぅ!!」

第9話「あと一歩、キミに踏み出せたなら」でシャディクがスレッタを追い詰めた際と同様に、ガンダムの足を止めてからのアンチドート発動。遠距離すぎると効果がないシステムであることが確定のようです。重装備で動きが遅いと思われていたガンダム・ルブリス・ウルですが、本話では優れた高起動性を示しました。チートでは。それでいて尚、一瞬でもルブリル・ウルの挙動を抑えた防衛隊は見事でした。しかし、想定しきれなかったオーバーライドにうろたえてしまい、瞬く間に形成を逆転させられてしまいます。シャディクとスレッタの戦闘は広く配信されていたはずですが、戦闘兵は見ていなかったのかも知れません。パーメットスコア4を発動し、ベギルペンデを圧倒するガンダム・ルブリス・ウル。

 

 

地球の魔女の本領発揮

(画像は公式twitterより)

「そいつ(アンチドート)が通じるのはスコア3までだよ!」

突然の解説タイム、ありがとうございます。1対4の兵力差を覆すガンダム・ルブリス・ウルの猛攻。ソフィはパーメットの逆流を受けつつも戦闘継続できていたので、強化人士の可能性大。エラン4号も同様に逆流を受けつつの戦闘で命を削っていたので、おそらくソフィも同様に複数回の戦闘で寿命を迎えてしまうのでしょうか。「ノレアは命が惜しいんだ」的なセリフがあったので、ソフィは回数に限界があることを認知していそうです。
なお、このシーンでは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の冒頭で使徒と戦闘を繰り広げた真希波・マリ・イラストリアスの「すっげぇ~痛いけど、面白いから良いっ!」と言うセリフを思い出した人、多いのでは。

 

 

 

 

実弾が示すもの

地球 vs 宇宙

防衛隊「実弾使用は条約違反だ 宇宙を汚しやがって!」
ノレア「地球を汚して逃げたスペーシアンがどの口で」

いかにもガンダムらしい、地球と宇宙サイドの憎しみ合い。どうやら宇宙空間で実弾を使用することは、現時点での条約違反に該当するようです。そもそもなぜ実弾が使用禁止となったのか?は謎。

 

 

ニカ姉の行方は

(画像は公式サイトより)

ノレア「私たちのコールサイン、プリンスの仲間?」
マルタン「ニカ、、、今のは、、、何をしたんだ、、、?!」

浮遊する実弾の薬莢を見て、今回の「敵」の正体がアーシアンの襲撃と気づくニカ姉さん。今まさに銃撃されようとしているタイミングで、光信号を打ってみせる度胸は凄いですね。死にたくない一心なのか、地球寮のみんなを守りたかったから、なのか。しかし、その行動がマルタンに目撃されてしまいます。

 

(画像は公式サイトより)

マルタンが誰にも言わず胸にしまっておくこともできそうにないので、これを契機にニカ姉がスパイであることが露見してしまうのでしょうか。フォルドの夜明けは撤退してしまったため、そちらを頼ることもできず、シャディク側も知らぬ存ぜずを通すでしょうし(そもそもニカ姉がしゃべらない)、かなりピンチの状況になると思われます。シャディクの謀略によって、今回のプラント・クエタ襲撃事件の首謀者に仕立てられてしまう可能性すらあると思われます。何にせよ、アーシアンがテロの一翼を担ったとなれば、2ndシーズンで平和な学園生活に戻ることができる可能性はかなり低い。うーん、どうなるんでしょう、地球寮のみなさん。

 

と言うわけで、あちこち妄想せずにはいられない最終話。次の記事ではミオリネやらスレッタのことについて振り返ってみたいと思います。4月の2期まで長いので、よろしければお付き合いください。つづく。

 

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