東京のTOTOギャラリー・間にて開催中の、妹島和世+西沢立衛/SANAA展 「環境と建築」を観てきました。
*この記事は2つ目です。
昨年訪れた隈研吾展でも感じましたが、最先端な印象の建築は中国で実現しているケースが多い印象。経済的な勢いが反映されるのでしょうか。
これが建築として実現、、、?!と思ってしまうような、曲面が主として構成されたデザイン。クッキーの型抜きのよう。新しい開発区に建つということは、周囲は都会なのでしょうか。直線的なビルに、この建物が囲まれている様子も面白いな、と夢想したり。
敷地や建物内に余白が大きい美術館は、観るのはもちろん、建物内外を歩くのも楽しいですよね。地元の人の憩いの場になりやすいと思います。視点が異なるフロア構成の美術館、展示の内容に合わせてエリア分けなどされると、とても面白いプログラムが組めそう。
敷地内に高低差がある美術館は国内にも多いですが、この様に建物の箱を複層的に配置しているところは珍しい気がします。
鳥瞰と人視点とでは、建物の印象、重さが全く変わります。金沢の21世紀美術館もそうだったな。と思ったり。
「霜柱」のような外観。生物的というか、サンゴのような有機的なデザイン。検討までのプロジェクト?なのかも知れませんが、実現したら是非訪れてみたい。
模型かと思いきや、さりげなくSANAAの書籍が。
施工会社の模型ということですが、これも実物を見てみたい。内部の家具まで細かく作り込まれていました。よく出来てるー(何回言ったか覚えていない)
このフロア(建物内)はこれで終わりです。中庭から階段で上のフロアへ向かいます。
camera:sony α7c
lens:sony SEL35F14GM
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