東京都庭園美術館で開催されていた「建物公開2022 アール・デコの貴重書」へ行ってきました、その1。既に会期は終了してしまいましたが、内部は写真撮影可能でしたので、画像多めで記事を何回かに分けてお届けしようと思います。小さな画像ですが、展示を訪れたような気分を味わってもらえれば、嬉しいです。
-目次-
年に1度、建物自体が公開されています。毎回、異なるテーマが設定され、建物の魅力が紐解かれるシリーズ。前から行ってみたかった展示。今回は、1920-30年代のアール・デコ期の貴重な書類を主な題材とするそうです。
1. 建物までのアプローチ
ブラタモリでの初回放送は2019年6月22日、2021年10月5日にはセレクションとしても放送されました。林田さん、ご結婚おめでとうございます(遅い)。
設計者の反対を押し切って置かれたと言う狛犬。番組ではタモリさんも笑ってましたね。歴史というか風合いが感じられて、とても馴染んでいるように見えました。
2. 美しすぎる正面玄関
こちらの建物は、玄関から圧倒されます。
非常に精密なモザイクタイルが配された床。
来訪者を正面から迎える、ルネ・ラリックによるガラスレリーフ。
ガラスの濃淡、光の陰影が相まって、とても神々しい。
こちらの展示期間中は撮影可能でした。
入ってすぐの大広間。
先ほどのガラスレリーフを裏から見ると、こんな感じ。
3. 香水塔
順路的に最初に現れる「次室」の香水塔。香水の、、、塔?!!
初めは噴水として設置され、その後、上部の照明部分に香水をかけて熱で香りを漂わせた、という由来があるそうです。香水がジャバジャバしていたら、大変です。
こちらもモザイクタイル。装飾が非常に凝られています。
現在は来館者が多いためか、通路にカーペットが敷き詰められています。これがなければ、すごいインパクトでしょうね。ちょっと残念。
4. 小客室
今回の展示では、100年前の美しい書籍の数々を見ることができました。つづく。
camera:sony α7Ⅳ
lens:sony SEL24F14GM
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