東京都庭園美術館で開催されていた「建物公開2022 アール・デコの貴重書」へ行ってきました、その2。
-目次-
1. 大客室
荘厳、という言葉しか出てきません。床、壁面、家具、全てが贅を尽くされた造り。
窓の装飾まで豪奢です。
この建物は、どこの部屋も天井がとても綺麗に造られていました。ブラタモリでも、天井は職人さんが手作業で作られたことに触れていましたね。
現代は壁面全てをガラス面にできる技術があって解放感がすごいのですが、この時代の窓は上品に区切られた絵画のようで、これはこれで美しい。
2. 大食堂
通路スペースを確保するためか、小さめのテーブルが置かれていました。当時は大きくて凝った造りのテーブルセットがあったのでしょうね。
天井も高く、気持ちの良い大空間。
口から噴水デザインは…独特。
3. 大食堂のルネ・ラリックによる照明
正面玄関にもあった、ルネ・ラリックが手がけた照明だそうです。
実際に現在も照明として機能されているのが、すごいですね。
電気関係の敷設が行われるなどの部分的な改装は目に入りますが、空間全体としては往年のまま。ちょっとしたタイムスリップ感を味わえます。つづく。
amera:sony α7Ⅳ
lens:sony SEL24F14GM
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