上野の国立西洋美術館で開催されている、「自然と人のダイアローグ」展を観に行ってきました。その4。
-目次-
- ギュスターブ・ドレ 松の木々
- ギュスターヴ・モロー 聖なる象(ペリ)
- ポール・ゴーガン「海辺に立つブルターニュの少女たち」
- ポール・ゴーガン「扇を持つ娘」
- ロヴィス・コリント「樫の木」
- クリスティアン・ロールフス「森の中」
ギュスターブ・ドレ 松の木々
ギュスターヴ・モロー 聖なる象(ペリ)
ポール・ゴーガン「海辺に立つブルターニュの少女たち」
ポール・ゴーガン「扇を持つ娘」
ゴーガンの作品はどれも、インパクトの強さが目を引きます。当時は新鮮で、かつ鮮烈であったであろう南の島のビジュアルが記憶に残りがちですが、政治的、時代を感ずるメタファーが込められていた(ほんと?)箇所も多いようですね。
ロヴィス・コリント「樫の木」
クリスティアン・ロールフス「森の中」
印象派から表現主義へ至る過程の作品だそうです。描かれているのは白樺でしょうか。北海道育ちとしては、懐かしい。同じ「森」を題材と、同年代に描かれた作品ではありますが、一つ前のコリントによる「樫の木」は荒々しい筆のタッチであったことに対して、こちらの「森の中」はモネなどの印象派を想起させる優しい筆遣い。今回の企画展のテーマを感ずる2作品の展示でした。
camera:sony α7Ⅳ
lens:sony SEL24F14GM
次の記事はコチラ↓
前の記事はコチラ↓