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【美術展レビュー】自然と人のダイアローグ展 その6「3.光の建築(後半)」モンドリアン、セザンヌ、ルノワール、ゴッホ、モネ、巨匠が勢揃い

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上野の国立西洋美術館で開催されている、「自然と人のダイアローグ」展を観に行ってきました。その6。タイトルの通り、巨匠の作品がずらり。こんな幸せな展示があって良いのでしょうか。

-目次-

 

ビート・モンドリアンコンポジションx」

原色で大きな面積を構成する作品の多い印象のモンドリアンですが、こうした作品もあるのですね。こっちの方が好きかも。

 

ポール・セザンヌ「ベルヴュノ館と鳩小屋」

細部を描いていないのに、空気感や温度が伝わってくるような作品。ずっと見ていられる気持ちです。全体の黄色がかったトーンが美しいので、作品を掲示する壁面は青系統など他の色が良かったのでは、、、。

コルビジェ先生のお言葉。「えもいわれぬ空間」とは、この展示全体に漂う空気を正確に言い得ているようでした。

 

ピエール=オーギュスト・ルノワール「木かげ」

素晴らしい人物画の印象が多いルノワール。自然を主題とした作品は珍しいと思います。この作品もずっと眺めていられます。こうした作品は所有して、家に飾っていたい、という気持ちがよくわかる(絶対に買えない)。

collection.nmwa.go.jp

 

フィンセント・ファン・ゴッホ「刈り入れ」

解説を読むと、「生の終わり」「死の象徴」という言葉が散りばめられています。そうしたおどろおどろしい雰囲気もありつつ、その対局にある清々しさのような何かも感じられる気がしました。生で見る絵画の持つ雰囲気ってありますね。

 

クロード・モネ「陽を浴びるポプラ並木」

collection.nmwa.go.jp

 

ゴッホの「刈り入れ」以外は、巨匠の作品とはいえ知名度が高くない作品ばかり。だからこそ、今回の展示テーマが感じられて幸せな鑑賞体験となりました。改めて、国立西洋美術館って、物凄いところなのだなと。高校まで北海道で過ごしていたので、こうした豪華な展覧会が見られる東京に住んでいることのありがたさを、痛感しました。眼福。

 

camera:sony α7Ⅳ

lens:sony SEL24F14GM

 

 

 

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