Anou

東京で働くバツイチ40代男性のひとり暮らし(たまにふたり)とかいろいろ

【機動戦士ガンダム 水星の魔女】第2話感想と考察「泣きながらご飯を食べたことのある人は、生きていけます」

第2話の視聴、ようやく録画で追いつきました。感想と考察(軽め)をお届けします。一部、ネタバレがありますので、未見の方はスルーして下さい。さて、ヒロインのミオリネは今回「あのクソオヤジ!!」と何回、言ったでしょうか。

(画像は公式サイトより)

世界説明のための第2話

息をつかせないようなアップテンポの1話とは打って変わって、2話は舞台設定、キャラクター描写が多めな内容でした。それでも、相変わらず面白い。構成と脚本の大河内さんの力量が伺えます。最近テレビを見る時はスマホ片手に〜ですが、彗星の魔女は割と引き込まれていることが多い。エンディングを見てびっくりしたのは、京田知己氏が絵コンテ担当だった、ということです。ロボのアクション演出の匠、と言うイメージがありますが、こうした日常系(?)の絵コンテも素晴らしいですね。
 
 
 
 

OPとED

先週は特別ver.でしたので、ここからが正規のOP&ED。王道的な画にYOASOBIの音楽がとても合っています。Ayase氏の脳みそはどうなっているのか、こんなゴリゴリのタイアップでもご自身の世界観をキッチリ表現しつつ、ガンダムの内容を踏まえているので、もう脱帽です。spotify で聴きまくっています。
EDは本作がデビューの方。何回か聞きこむうちにクセになりそうな楽曲。特に素晴らしいのはビジュアルですね。gelende氏と言う、業界では有名なイラストレーターさんによるもの。ご本人のサイトに作品がたくさん、美しい画ばかりですのでオススメです。
 
 
 
 

クズの香りがするお母さん

仮面
公式でキャラの声優さんがオープンにされていたので、あまり隠す意図もないようですが。ガンダムにおける仮面キャラと言えば、「すごい人なんだけど、フタを開ければダメな奴だった」がお決まりのパターン。本作でも既に、その香りがし始めています。学園でどのような目に合うか、想像がついた上でスレッタを送り込んでいることが判明しました。娘とエアリアルに対する信頼があればこそ、とも考えられますが、向こう見ず過ぎやしないでしょうか。娘さん泣いてますよ。あるいは、火星の戦力くらいであれば、エアリアル1機で何とかなる、、、という想像なのでしょうか?コワイ。
 
呪い
敵地にスパイを派遣する場合、多くの作戦や情報を事前に与え、秘匿回線を持たせる、というのが一般的(?)だと思うのです。しかし、スレッタはどうやら何の情報も持たされていません。ガンダムの定義すらよく知らない様子(演技かも)。なお、エアリアルには復習の計画?説明?をしてあるかもしれないので、ゆくゆく導いてもらうながれはあるかもしれません。母から子に渡されたものは2つ。1つはエアリアル。そして2つ目は「逃げたら1つ、進めば2つ」という言葉のみ。これはスレッタの性格を熟知した母親だからこそ、敵地で行動選択を迷った際に、どう進めば良いか(母親の目的達成に近づく)を信念から判断させるプログラムのようなものではないか、と考えます。現に、第一話ではおそらく、最高と言える結果を引き出すことに成功。しかも第2話ではミオリネの背中を押すことにもなりました。言葉の中に命令的な要素を含んでいないので、どう解釈しても、どのような結果になっても、スレッタがお母さんを恨むことがないような仕掛けが込められたフレーズです。恐ろしい。
 
キャラ変
どうにも、PROLOGUEでのお母さんとはキャラクターが異なってしまっている印象。
・水星で過ごした辛い時間が闇落ちさせた
・水星脱出時、酸素欠乏症のようなものに罹ってしまい攻撃性が増した
ガンダムのシステムに娘の記憶が持って行かれてしまったために、人が変わってしまった
などと妄想しています。あと、腕があんなに外れやすくていいんですかね。
(画像は公式サイトより)
 
 
 
 

エアリアル技術データ提供?

お母さんはエアリアルに隠された機能をそのままに、自社以外の他社にもモビルスーツを生産させることが狙いの一つなのではないか、あるいはバンダイの謀略か、と想像しています。議会に認められたことで、グループ各社が「これはガンダムじゃないぜ!ヒャッハー!!(どうみてもガンダム)」と開発しまくることができる訳です。バンダイ万歳!何らかの指令を元にガンダムシリーズが一斉に蜂起する、などという胸熱展開も夢想できます。
(画像は公式サイトより)
小説「ゆりかごの星」で「スレッタを見守る、気の優しいお兄ちゃんキャラ」であることが判明したエアリアルさん。これは先々、闇落ちすることが確定になったな、と思う古のオタクです。
 
 
 
 

ダブスタくそオヤジ!!

2話ではミオリネのセリフが爽快で最高でした。デリングのような老害、リアルに多い気がする(悲)。いまのところ、学園物のウキウキ感よりも、企業あるある的な残念エピソードが目に触れてしまいます(社畜。学園でキラキラしているはずの上級学生諸君も、親の浮き沈みに左右される&社長にふりまわされる、という側面がある訳で。甘酸っぱいだけの学園ドラマにはならない予感が満点です。そうそう、かつて「くたばれブリキやろう!」という名セリフを吐いたハイスペックロボットが居ましたが、もう10年前の作品なんですね。閑話休題親の傍若無人に怒りを覚えながら、身近な人を決闘に駆り立てるなど、親顔負けのくそワガママっぷりを発揮するミオリネには、DNAを感じますね。これぞガンダム「あのクソオヤジ!!」カウント、今週は3回でした。
 
 
 
 
 

スレッタのもぐもぐタイム

今週も、スレッタのもぐもぐタイムがありました。ただしホッコリ、ではない。食事シーンをアニメで描くことは、作画カロリーが高いために避けられがち。それでも毎週登場するということは、制作側の明確な意思を感じます。「食事のシーン」はキャラクターの特徴、舞台設定の背景、複数人であればその関係性など、さまざまな情報を示すことが可能。第一話のトマトは、「物語の始まり」、「知恵の実を手にしてしまった」かのような描かれ方と、「物語のキーマン2人のお母さんについての描写」が盛り込まれており、記憶に残るシーンの一つとなりました。第二話では、涙ながらに食事を腹に流し込む主人公、アーシアンスペーシアンというヒエラルキー如実に表現するなど、こちらもいやーな気分にさせる印象的な内容。
ちなみに、「食事シーンの描写力が高いアニメは、作品自体の質も高い説」を提唱したいと思います。「天空の城ラピュタ」半分こした目玉焼き&トースト、「千と千尋の神隠し」涙味おにぎり、「進撃の巨人」盗んだハム、「新世紀エヴァンゲリオン」ニンニクラーメンチャーシュー抜き、「シン・エヴァンゲリヲン」涙味レーション、挙げればキリがありません。
実写ですが、「カルテット」と言うドラマでの第3話で登場した素晴らしい台詞、「泣きながらご飯を食べたことのある人は、生きていけます」を思い出した回でした。脚本家、坂元裕二氏の偉大な傑作の一つですので、オススメです。
(画像は公式サイトより)
 
 
 
 

「おどろきタヌキ」で、また来週!

引き(ラスト)は、毎週のお約束になるのでしょうか。スレッタの表情がコロコロ変わるのは見ていて飽きないですが、本人にしてみれば勘弁してくれ、以外の何物でもないでしょうね。毎回、「またしても何も知らないスレッタさん(水曜どうでしょう)」状態。がんばってほしい。ちなみにガンダムと言えば、特徴的な締めセリフの予告が楽しみの一つでしたが、本作はタイトルのみですね、ちょっと残念。
 
また第3話を見たら、感想&考察記事を作るかもです。見て下さい!(Vガンダム
 
 
 
次の記事はコチラ↓
 
前の記事はコチラ↓