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東京で働くバツイチ40代男性のひとり暮らし(たまにふたり)とかいろいろ。

【2022.07 SEE LV展 vol.2】LOUIS VUITTON バッグが紡ぐストーリー

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LOUIS VUITTON製品を持っていない人が行ってみました「SEE LV展」その2。

-目次-

 

モノグラムキャンバスの「ロー・トランク」1906年

100年以上前のトランクがこのように惜しげもなく展示されているとは。衝撃。骨董品というか、美術品というか。さすがLOUIS VUITTON様。

LVのロゴは手作業を感じる筆塗りのようでした。

あちこち経年劣化はしているのですが、こまめに手入れをして大切にされてきた様子がひしひしと伝わってきます。間違いなく手作業ですよね、すごい。

 

 

高級ブランドショップの店内であるような、ランウェイを見ているような不思議な感覚。

写真で見返すと「派手だな。」と感じるのですが、実物はあまりケバケバしくなく、美しく成立していたのが印象的でした。ハイブランドをきちんとコーディネートされた装いって、現実でまじまじと見たことがなかった気がします。

どのマネキンも高身長な気がするのですが、何センチなんでしょうか。

最初に入った空間の奥壁には、歴代のバッグが展示されています。

 

モノグラム・キャンバスのバッグ「ドーフィーヌ」1979年

ルイ・ヴィトンの定番モデルのひとつ。1976年に誕生したそうです。

 

モノグラム・ウォーターカラー キャンバスのバッグ「スピーディ」2008年夏

アメリカ人アーティスト リチャード・プリンスとのコラボレーション。村上隆とのコラボは日本人に馴染みがありますが、数多くの現代アーティストと一緒に製品を作っているんですね。ブランドのあれこれはわかりませんが、これはとても綺麗なデザインだなと。

 

 

 

バッグ「スピーディ」
「MASTERSコレクション」ルイ・ヴィトンとジェフ・クーンズとのコラボレーション
ダ・ヴィンチモナリザ 2017年

誰もが知る名作ですが、それだけに難しかったのでは、、、と思います。絵画を尊重しすぎると、そちらのインパクトに引っ張られてしまいそうですが、バッグの縫い、装飾が華やかなことで全体がうまくまとまっているように感じられました。一流デザイナーの仕事って、すごい。ダ・ヴィンチのほか、ルーベンスゴッホの作品をモチーフとしたコレクションも作られたそうです。それも見てみたかった。

 

モノグラム・パンプキン・ドット キャンバスのトートバッグ「キーポル」
マークジェイコブス草間彌生のコラボレーション 2012、2013秋冬

草間さんの作品は女性に絶大な人気があるイメージ。私は立体物(海沿いに置かれたカボチャとか)は好きなのですが、平面作品になるとインパクトが強すぎて、若干苦手。こうしてバッグのファブリックとして用いられると、良い感じに成立してますね。バッグのデザイナーって、実はもの凄い人たちなのでは、と思い始めています。

 

牛込柳町と早稲田の中間あたりにある「草間彌生美術館」。休館を経て、今は通常開催しているようです。訪れた際の記事があるので、ご興味ある方は是非。

anou4649.hatenablog.com

 

 

 

アーキテチュラ・レザーのバッグ「プティット・ボワット・シャポー」
アトリエ「フォルナセッティ」とのコラボレーション 2021-2022秋冬

パッと見は全くVUITTONぽくないバッグ。実物は宝石のような密度感があり、とても綺麗でした。

 

モノグラム・キャンバスの帽子ケース「ボワット・シャポー」
ダイアナ・ヴリーランドが所有していたもの 1937年

 

キャットグラム・レザーの帽子ケース「プティット・ボワット・シャポー」
ニコラ・ジェスキエールとグレース・コディントンとのコラボレーション 2019

 

ブランド物って、これまでほとんど興味がありませんでした。ブランドを代表する物たちが並んでいる、ということもあるかも知れませんが、こうしてじっくり見ると、職人の意気込みや質感の良さが感じられて、面白かったです。

 

camera:sony α7Ⅳ

lens:sony SEL35F14GM

 

 

 

 

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