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東京で働くバツイチ40代男性のひとり暮らし(たまにふたり)とかいろいろ。

【美術展レビュー】「モネ 連作の情景」vol.3(写真多め)

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モネ作品として有名な「睡蓮」の展示はもちろん、「積みわら」、「ウォータールー橋」、「ジヴェルニーの庭」など名作祭りで話題の「モネ 連作の情景」@上野の森美術館。クリスマスと年末年始を跨ぐ会期なので、あっという間に終了してしまいそう。と言うわけで、オープン早々に訪れてみました。撮影可能なエリアの中で、写真多めでお届けします。その3(これがラスト)。

-目次-

 

 

 

14. 睡蓮(1897-98年)

「睡蓮」の中でも初期の頃の作品なのでしょうか。「池全体を描く」のではなく「個別の睡蓮」にフォーカスしています。色使いも鮮やかで、筆は手数を感じさせます。展示会場の暗さも相まって、暗闇から浮かび上がるような様子が美しかったです。

 

 

 

15. 睡蓮の池(1918年)

先ほどの作品とは打って変わって、引いて全体を見ることが前提となるような「曖昧な空気感」の睡蓮。暗闇にいると目が慣れてくるように、この絵画も時間をかけると沢山の色があちこちに浮かび上がってきます。それが次第に水面の反射のようにも感じられ、視線を動かすと池が波打っているように見えてくるから不思議。

 

 

 

16. 睡蓮の池の片隅(1917年)

睡蓮と合わせて「橋」を描いた作品は数多く見てきましたが、本作は「池の片隅」。一見、目を引く題材にならなさそうな風景ですが、迫力が凄まじい。鬱蒼とした植物の力強さと、風に揺らぐ風景が見えてくるようです。

 

 

 

ミュージアムショップ(別棟)

図録やグッズなどは、美術館を出て別の建物に。こちらも大人気で、入店するまでに30分程並びました。皆さんの課金欲が果てしない。

と言いつつ、私も図録やクリアファイルやA3?アートポスターやらを買ってしまい、危うく1万円を超えてしまうところでした。

いわゆる「モネと言えばこれ!」と言う代表的なシリーズはもちろん、人物や庭の片隅など、ちょっとした変化球な作品も沢山。館内は人でいっぱいでしたが、行ってよかった展示でした。東京での会期は1/28まで。年が明けると、あっという間に「会期終了まで、あと〇〇日!」と言うキャンペーンが繰り広げられて、さらに混み合うと思われます。気になっている方は、お早めに。

鑑賞後は上野恩賜公園をぶらり散歩。良い休日でした。

 

camera:sony α7c2

lens:sony FE24-70mm f2.8 GM

 

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