東京国立博物館で開催中の展覧会「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 — 美と芸術をめぐる対話」を観てきました。ブローチの石膏型、創業期から継承されたデザイン画などが実際の製品と並べて展示されています。面白い。その3。
-目次-
- モダニティを求めて:フォルムの文法の発展に向けて
- ヴァニティエケース 1927 / シガレットケース 1912 / ライター 1912
- ブローチ、ペンダントのための石膏型 1907-1911 / 装飾モチーフのスタディ(複写)1910
- ブローチ+ブローチのための石膏型 1907
- ブローチ 1909
- ブローチのための石膏型
- 「日本風」ブローチ 1907(左) / ブローチ 1909(右) / ブローチ1909(上)
- ブローチ 1907 + ブローチのための石膏型 1907
- 型紙の巻物 年代不詳
- ブローチ 1910 + コーム 1919
- 「 パンテール ドゥ カルティエ」ウォッチ、スモールモデル 2024
- 「日本風の結び目」ブローチ カルティエ パリ、1907 / イヤリング 2005
- ヴァニティケース 1955
- ルイ・カルティエのアイデアノート(複製) 1905-1907
- ルイ・カルティエのプライベートコレクションから、日本の美術品の アーカイヴ写真 カルティエ パリ 1936
モダニティを求めて:フォルムの文法の発展に向けて
創始者であるルイ・カルティエの時代から型紙がアーカイヴされ、ブローチやコーム、腕時計など様々なデザインに継承されているそうです。本展の鑑賞者は「メゾンのモダンなスタイルへの変遷を描く、フォルムの文法の発展を目の当たりにすることができる。」と紹介されています。至る所に解説文が控えめに展示されており、その文章がとてもわかりやすかったのが印象的でした。
ヴァニティエケース 1927 / シガレットケース 1912 / ライター 1912
ブローチ、ペンダントのための石膏型 1907-1911 / 装飾モチーフのスタディ(複写)1910
ブローチ+ブローチのための石膏型 1907
ブローチ 1909
ブローチのための石膏型
「日本風」ブローチ 1907(左) / ブローチ 1909(右) / ブローチ1909(上)
ブローチ 1907 + ブローチのための石膏型 1907
型紙の巻物 年代不詳
ブローチ 1910 + コーム 1919
「 パンテール ドゥ カルティエ」ウォッチ、スモールモデル 2024
「日本風の結び目」ブローチ カルティエ パリ、1907 / イヤリング 2005
ヴァニティケース 1955
ルイ・カルティエのアイデアノート(複製) 1905-1907
ルイ・カルティエのプライベートコレクションから、日本の美術品の アーカイヴ写真 カルティエ パリ 1936
資料写真の一種だと思われますが、撮影者の好奇心の高さやテンションの高さが静かに伝わってくるかのような撮り方です。なんかいいですね。
本展で印象的だった設備の一つが、「照明」。こちら↑の壁面展示写真は足元からLEDで照らされています。作品上部への照射は足りていない気がしますが、鑑賞者の視線に光源が入ることがないことがメリット。他には展示作品を痛めないなどの利点もあるのかも知れません。つづく。
camera:sony α7Ⅳ
lens:sony SEL24F14GM
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